盛り土の問題いろいろ
熱海の土砂災害に関する記事によると、現在の所有者になる前に違法な盛り土が行われていたらしい。違法な盛り土は日本全国で行われていると想像でき、これからマスコミはこぞって取り上げることだろう。
過去の違法な盛り土とその危険性を明らかにすることは必要だが、これから行われようとしている、リニア新幹線のトンネル掘削で出てくる残土は取り上げるのだろうか。残土は資源扱いらしく、再利用することとなっているが、あまりに多い残土のため再利用先も決まらず仮置としてとてつもない盛り土の山が出来上がっているようだ。違法ではないかもしれないが、災害の危険性は変わらないだろう。残土利用の例として過去に見た記事では谷を埋めて平地をつくるものもあったような気がする。そんな盛り土で作った平地は今回の熱海同様に土砂災害の危険性を孕むことになるのだろう。
こういった危険性を指摘してリニアに反対している市民団体と称するグループがあり、こういった声は広く知らしめたいものだが、そういったグループの中にはだいたい共産党系の工作員が入っていることが想像できるので、あまり支持もできない。
今回のような災害が起きない限り、盛り土のような普段気が付かない環境にかかわる問題についてとりあげられることはない。大手マスコミには過去の盛り土問題を指摘するだけでなく、現在進行系の盛り土問題にも目を向けて報道してもらいたいものである。