あと一歩〜娘に渡せなかったノートから⑰
娘に渡せなかったノートからの17回目です。
不幸の数を数えるよりも、
幸せの数を数えてごらん。
君はこれからこんなアドバイスを
何回となく受けるだろう。
でも、どうしても幸せのことなんて
考えられない時もある。
そんな時のアドバイスだ。
そんな時は、
君が被るかもしれなかったのに
幸いにも、被ることのなかった不幸を、
思いつく限り書き出してみよう。
そして、書き出した不幸に
少しだけ寄り添ってみよう。
幸せにはならないが、
あと一歩と思えるかもしれない。