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細かすぎるが役に立つ?秋の奈良公園での早朝鹿撮影 何時から行くべき??

こんばんわ。 遅い遅いと言われた今年の紅葉も、ひと段落。
私の鹿撮影4年目の秋も終わりました。私も初心者を抜け出して、中級者になったといっても、いいですかねえ? そんな初中級者の私が贈る、鹿撮影何時にどこいけばいいの!?分析シリーズです。

「レタッチしない」写真を時系列で並べるとわかる現地事情

極力レタッチしない写真をならべることで、日の出の時刻からゆっくり明るくなって、どんな写真が撮れるか、の参考になればと思います。
相も変わらずおせっかい記事なのですが、私が最初に鹿撮影に行ったとき、この情報あればな、と思ったので。 関西の方はいいのでしょうが、地方から遠征組にはそんなにチャンスが何度もないわけで。

同じ朝でも、表情が違います

 同じ早朝でも、曇天と晴れでは違いますし、晴れでも雲があるか、モヤってるかでも違う。ほんとうに同じ朝は2度とないんですよね。
この記事では比較対象として、 朝から天気の良かった2024年11月09日と、晴れてはいるけど全体に薄い雲があった11月30日とを混ぜて記載します。日の出から何分後かを写真と合わせて載せていきますね。
あくまで、ノンレタッチ&ノントリミングですよ!!(へたくそって思わないでください!)

<朝から晴れそうな日>@飛火野 11/9 日の出は06:26

11/09 6:42 日の出 16分後
カメラマンがあつまってきます。

余談ですが、近鉄奈良駅発のバスの始発は05:58です。なので、06:05頃には着けますが、かなり暗いので、2本目くらいにのって着いています。

11/09 6:50 日の出 24分後
少し空がオレンジ色に染まります。

天気がいいので、すでに青空もみえて、秋らしい白い雲もでています。カメラマンたちの心をくすぐる景色です。

11/09 6:56 日の出 30分後
11/09 7:19 日の出 53分後
まだエモい写真撮れます

<薄曇りからはじまった朝>@飛火野 11/30 日の出06:45

11/30 7:14 日の出 29分後

2024年、紅葉の最盛期は例年より10日ほど遅かったです。11/30からの週末がピークでした。 日の出はさらに遅くなり06:45。この日は空全体を薄い雲が覆っていました。陰影のある写真が難しい日です。

11/30 7:21 日の出 36分後
順光で撮った場合 影がないのでインパクトがない

<薄曇りからはじまった朝>@吉城川

飛火野に見切りをつけて、その後場所を移します。徒歩5分の吉城川へ。奈良公園の中を流れる小川です。 両岸にモミジがあり、秋は奈良公園イチといってもいい景色が見られます。カメラマンも多い場所。

11/30 7:41 日の出 56分後

個人的には一番エモい時間かと思います。晩秋は飛火野の南側から太陽があがりますので、吉城川あたりが明るくなるのは、飛火野より少しあとになります。

11/30 7:50 日の出 65分後
吉城川の川面にも光が入り始めます
11/30 8:06 日の出 81分後
だいぶ日差しが高く強くなってきました
11/30 8:12 日の出 87分後
まだ、葉っぱに朝陽を隠せばいけます
11/30 8:24 日の出 101分後
吉城川の中の撮影がおもしろく (ちょっとレタッチしてます)
11/30 8:35 日の出 110分後 
ノンレタッチでこの明るさです
11/30 8:46 日の出 121分後 
逆光撮影だとかなり影が濃くなります。
11/30 9:26 日の出 161分後 

いかがでしょうか?
日の出直後の柔らかい光から強くなるまで、3時間楽しめます。
吉城川は観光客の方々がいらっしゃるので8:30以降はなかなかきびしくなりますが、それは時の運。大きな声では言いませんが、インバウンドの方々はこちらが構えているのにお構いなく、餌で呼んだ鹿と撮影を楽しんでしまいます・。。
 同じ時間でも、雲のあるなしで撮影できる景色がかわりますので、あくまでも参考まで、ということで、おねがいします。
 それにしても撮影は楽しいですね!

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