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台湾人彼女と台湾一周最終日:台東・「池上」の田園風景の中をサイクリング
今回の記事では台湾一周の最終日に訪れた台東の池上(チューシャン)を紹介します。のどかな田園風景で有名な池上。12月はまだ田植えがされていないので、青々とした田園風景を見ることはできませんでしたが、それでも二つの山脈に挟まれた平原をサイクリングすることはこの上なく気持ちが良かったです。池上を紹介しながら、台湾一周最終日を私の視点から共有します。
台東駅から池上駅へ
私たちは朝6時に起床して、朝7時の電車乗りました。台東駅から池上駅までは約50分。車窓からは森や川などを見ることができました。
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池上駅についた後は駅前にあるレンタル自転車のお店で自転車を借りました。普通の自転車は200台湾ドル、電動自転車は300台湾ドルや400台湾ドルで、私たちは普通の自転車を借りました。
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ただ、結構広い距離を走ったので、その後電動自転車にしておけば良かったと感じました。
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私たちはまず朝ごはんを食べに向かいました。
池上朝ごはん:大池豆皮店
私たちが向かったのは大池豆皮店(ダーチュードウピーディエン)。
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こちらでは豆包(ドウバオ)という湯葉を揚げ焼きしたものを食べました。
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食べてみると、外はカリカリで中は柔らかいが少し食感硬めの湯葉という感じでとっても美味しい。ソースも辛いソースと辛くないソースがついていて、味にも飽きない。ヘルシーな朝食を食べることができました。
食べ終わった後はサイクリングを続けます。
山と池が見渡せる池上大坡池
次に向かったのは池上大坡池(チューシャンダーポーチュー)。先ほどのお店から自転車で10分ほどでつきました。
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ここでは強風がビュンビュン吹いていました。自転車を止める時はあらかじめ倒しておくと、壊れる心配がありません。
あまりにも風が強すぎたので10分ほどだけ座って、のどかな山と池の景色を眺めていました。
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この後は一番有名な伯朗大道(ボーランダーダオ)へ向かいました。
田園の一本道:伯朗大道
伯朗大道(ボーランダーダオ)は池上の田んぼが広がる平野に一本通っている直線の道路。
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車などは入ってくることが禁じられている道路なので、道路の真ん中を自転車で駆けることができて、とっても気持ちいい。
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この伯朗大道の途中には「金城武の木」という台湾で有名な俳優金城武さんがエバー航空のCMの撮影をした木があり、人気なスポットになっています。
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伯朗大道の途中には飲み物やスイーツを食べたり飲んだりできる小さなお店もあります。
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この後は池上駅へ向かいました。私がGoogle mapを見ながら先頭を走っていたのですが、電車にギリギリ間に合いそうという状況で、Google map がレンタル自転車屋さんがある方向の駅の入り口ではない裏側を案内していると思ったのですが、Google mapの方があっていました。
電車の時間は11時20分だったのですが、その時すでに11時17分。その電車の後に乗る乗り継ぎに間に合わなくなるので、絶望しました。その後自転車を返しに行き、駅に着いたのはちょうど11時20分。電光掲示板をみると私たちの電車が13分遅れ!!!!本当に助かりました。
特急で池上から台北へ
なんとか電車に間に合った私たちはまずは台東駅に戻り、ゲストハウスに預けていた荷物を受け取り、台北まで特急で4時間の旅に向けて食糧を調達しました。
この際買ったのが駅弁。台湾の駅でも駅弁がよく売っているのですが、これがめちゃくちゃおいしかったです。値段も1000円以下だったと記憶しているのですが、量もおかずの種類も質も良かったです!
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車内ではイカゲームを見たり、スマホのゲームをしたり、外の景色を見たりしていると、あっという間に台北に着きました。
台北から福岡へ
台北駅に着いた後は、台北駅地下街のフードコートで最後の滷肉飯を食べたり、お土産にパイナップルケーキを買ったりしました。そのあとは桃園空港へ向かい、桃園空港内にあるカプセルホテルに泊まりました。
とてもおしゃれで新しくて清潔で、ベッドの寝心地も良く、早朝のフライトに最適なホテルでした。
ホテルの入り口をすぐ出たところにコンビニやイートインスペースがあるので、とても便利。コンビニでいくつか食べ物を買ってイートインスペースでイカゲームを見ながら、最後の時間を過ごしました。
この1日はのどかな町・池上で大きな山を目の前にした田園をサイクリングするとっても気持ちいい1日でした。最後は電車に遅れる危機が訪れましたが、運よく電車が遅れてくれました。きっと台湾三日目に行天宮にお参りして、おばさまに邪気をとってもらったおかげです。行天宮にはまたお参りしに行こうと思います笑
その翌日は7時半ぐらいの福岡行きのフライトに乗り、寂しさを感じながらも、12月26日に秋田から出発した10日間の初めての台湾旅行・初めての台湾一周を終えました。
台湾一周旅の振り返り
初めての台湾で、十日間に渡り台湾一周旅をしてきました。台湾一周旅の一番最初の記事で私はこの台湾一周旅の記事のテーマは「街・自然・食」と設定しました。大きな街から小さな町まで訪れた街々、台湾だからこそ見れる自然、台湾人の彼女がいるからこそ訪れることができた超ローカルで外国人が全くいない食べ物屋さん。この三つのテーマに分けて振り返ろうと思います。
街
台湾一周の中でたくさんの街を訪れました。大都市で言えば台北、中規模な都市で言えば台南、小規模都市で言えば嘉義(ジャーイー)、大きな町で言えば台東(タイドン)、小さな町で言えば池上(チューシャン)などなど。さまざまな街々を見ることができました。
その中でも一番印象に残っているのは5日間滞在した友達の家がある土城(トゥーチェン)と最後に訪れた池上(チューシャン)です。土城では全てアパートのバルコニーや窓が柵で覆われていていて、道の両端にはバイクと車がたくさん駐車されているアパート街の通りがとても印象的です。その中で美味しい朝ごはんを毎日食べられたことは台湾人と同じ生活をしている気がして嬉しい経験でした。
それとは対照的に池上では山脈に囲まれていながらも空が開けた平原がとても美しく、道中でお散歩している猫たちに会ったり、急いで帰ってくる時に犬に噛まれそうになったりした平和な風景がとても印象に残っています。
自然
台湾一周の中でたくさんの自然がある場所も訪れました。台北中心部にある大安森林公園から始まり、大河が流れる淡水、田園風景が広がる池上、そして樹齢800年の木がある阿里山。
自然が人工物を飲み込むようなスポットも訪れました。炭鉱の街が廃れ猫の町になり、家の中で植物が生い茂る猴硐(ホウトン)やイギリスが作った建物を侵食するガジュマルの木がある安平樹屋(アンピンシューウ)など。
その中でも一番印象的なのは阿里山(アーリーサン)。大自然を訪れ、森林浴ができただけでなく、台湾と日本の歴史や日本の思想を学びました。特に阿里山の木材が地元の神社でも使われていることを知り、良くも悪くも知らなかった自身と台湾のつながりを知ることができた意味ある経験でした。
食
台湾一周の中でたくさんの美味しい食べ物も食べることができました。彼女のお母さんにご馳走になった片皮鴨(鴨ローストの薄切り)をまず最初に食べ、雞肉飯、滷肉飯、蔥油餅、雞排、蛋餅、豆花、そして数々のスープ達は特にお気に入りです。
たくさんの美味しい食べ物に出会えたのは、彼女のおかげでローカルなお店ばかりに行くことができたからです。最初は紙に書いて注文する方法もわからず、注文方法がわかっても意味のわからない文字ばかり。しかし彼女のおかげで色々な料理を食べることができました。
一番大好きなのは雞肉飯。こってりしすぎない鶏の油と味付けが最高。淡水で食べた雞肉飯が一番おいしかった。でも嘉義で食べた雞肉飯もおいしかった。もっと様々な雞肉飯をこれから食べていきたいと思います。
ここまで10日間で台湾一周をし、10日間かけてその旅を記事にしてきました。
しかし、訪れるべき街、体感すべき自然、巡るべき食べ物屋さんはまだまだたくさんあります。また台湾に行くときは、自分一人でも色々な場所に行けるぐらいの中国語レベルにしておこうと思います。
ここまで長い間記事を読んでいただきありがとうございました!