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「ジジイの遺言書-1-」ようこそ!
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始めまして、ただのジジイです。
Markey 、あるいはジジイと呼んでください。
親しみの気持ちをこめてくれるなら、ジジイの前に"くそ"を付けてくれるのは大歓迎です。
今でこそただのジジイだけど、まだ幼さの残る中学生のころの夢は詩人になることだったんだ。
でも、詩だけを書いて生きている人なんて世界を見渡してみても誰一人いない。
古代ローマの大詩人、ウェルギリウスの頃なら、お金持ちのスポンサーがついて、広大な土地と立派なお屋敷とお手伝いさんを世話してもらえて、詩だけを書いて生活できていたようだけどね。😂
そこでだ。詩を書くかたわら、生活を支えるために小説を書いたりギターを弾いたり絵などを描いていこうかな、などと甘々なことを考えたりしていた。
甘々とは言っても、自分なりにはかなり真剣に頑張ってはみたんだよ。けど諦めだけは早い方で、結局は世の中そんなに甘くないと悟ってやめちゃうことになる。ただ、小説だけは無理だと気づかずに、ずっと続けていたんだ。
そして、書いたものを出版社に送ったり持って行ったりもして、少しは売り込みの努力もしてみた。だけど彼らだって暇じゃない。どこの馬の骨かわからん奴らに毎日のように送られてくる長ったらしい文章なんて、目を通す気にもならず、ジジイの原稿用紙もたぶんそのままごみ箱だったんだろうね。ちゃんと送り返してくれるところはまだ良心的な方だったのかもしれない。
元々そういうことが苦手なタイプだったし、一社から断られるとすぐにめげてしまう性格。
よくデモテープを何十社に送ったなどというアーティストの話を聞くけど、すごいよね。それくらい自分を信じてアピールする気持ちが強くないとやっていけない時代なんだろうね。
ジジイが30歳くらいになった頃、インターネットでホームページを作ることが流行りだしていて、インターネットを利用すれば個人で小説を販売することができることを知ったので、これなら自分にもできると思い、ホームページを作って公開することにした。
20歳代後半から40歳くらいにかけて書いた小説が4つある。これらは途中までは立ち読みができるけれども、その先を読んでみたいと思ってくださる方は、ジジイの銀行口座に500円振り込んでもらうという方法を取っていた。それにソフトの販売会社にも掲載してもらったりもした。
『レフュージ(水たちの帰る場所)』
『フルーレ(サン=テグジュペリヘの手紙)』
『詩人になる方法(彼はいかにして詩人になったか)』
『アラスカの風に乗せて』
「10年以上もかけてたった4つかよ」と言われそうだけど、ボツにしたものもたくさんある。でも、それだけじゃなくて、繁忙時は夜中の12時過ぎても働かされたり休日も先送りされたりするようなブラックな会社で5年間は真面目に仕事をしていたし、それにジジイはものすごく遅筆なんだよ。
遅い原因はわかっている。
とにかく完璧主義なので、必要以上に推敲を繰り返してしまうんだ。なんとか良い文章に仕上げようと思うあまり、1つのセンテンスをこねくり回してばかりいるんだけど、そのこねくり回している時間が何とも充実していて至福の極みなもんだから、この悪癖は直しようがないんだな。
上記の4つの作品ですら、全体を通して少なくとも何十回と読み返しているけど、それぞれのセンテンスごとにも何度も推敲を重ねているので、それも数に入れると全体としては少なくとも同じ場所を100回以上は読み返しているはず。
そこまでしても投稿する時は、また最初から読み直してしまったりする性格なので遅いのは当然なんだ。
ところで、最後の『アラスカの風に乗せて』というのは、書簡体小説で、アラスカで知り合った女友達に向けて、「自分探し」という名目で一方的に手紙を送り続けるという形式のものなんだ。
だけど、それを書いているうちにその中の主人公が、作者さえも予想していなかった方向に歩き始めていた。そして予想もしなかったところに到達してしまったんだ。
その頃から、ジジイの関心は、小説家なんかよりも世界平和の方に急速に傾いてしまっていた。
そして、もう一つのホームページを起ち上げて、
『人類の育てた果実』
『分身主義宣言!』
『バラ色の素粒子(分身主義のお話)』
『分身主義の森を抜けて』
『自分という分身(不安を抱えて生きる全ての人へ)』
『ブンシニズム・ドット・ネット』
『明るい未来のためにやらなければいけない、たった一つのこと』
『宇宙に一つだけの目的』
などを書いて、こちらは無料で公開し始めた。
最後に公開した『宇宙に一つだけの目的』は2011年制作となっているから、その後、今日に至るまでの約10年近くも沈黙が続いていたことになる。
自作のホームページ作りが流行っていた頃は、作り手同士の交流も盛んで、互いにリンクを張り合ったり、メルマガや掲示板を使って訪れてくれる人を増やしたりしていたけど、だんだんとホームページやメルマガを閉じてしまう人が増えて、みんなの関心がブログ型のホームページに移行してしまったころには、何一つ自分から働きかけをしなくなっていたので、ジジイのホームページに気づいてくれる人はほとんどいなかったと思う。
それなのに、ホームページ二つ分のドメインやサーバーに毎月払っていたお金ももったいなかったなあ。
でも心の中では書きたい気持ちはまだまだ萎えていなかったので、定年で仕事から解放されたら書きまくるぞ、みたいな意気込みは維持してはいたんだよ。
そして、いざ定年で年金をもらう段になったら、夫婦二人で月7万円弱の年金しかもらえないと知ってガッカリ。最初から、年金なんかには全く期待はしていなかったけど、ここまでひどいとは‥‥。😲😟😢
この前、金融庁が「公的年金だけでは、老後資産が2,000万円ほど不足する」という試算を出して問題になっていたけど、それはあくまでも夫婦二人で23万円くらいの年金の場合らしい。
これじゃプロバイダーや、ドメインやホームページのサーバーに払うお金を維持していくことすら難しい。それに、スマホの出現。
パソコン用に作ったホームページはスマホでは非常に見づらいので「好き好んで見てくれる人なんているわけないしなあ‥‥」みたいな気持ちになってしまっていて、正直、もうホームページもたたんで作品は全部墓場に持って行こうと思い始めていたんだ。
そんな矢先、ZOZOTOWNの前澤元社長が、あるテレビで「これから何をしていくつもりですか?」と聞かれて、「まだはっきりとは決めていないけど、世界を平和にしたいですね。そのためにはお金をなくしたい」などと言っているのを聞いたんだ。
ジジイは、世界平和のためにはお金に頼らなくてもやっていける世の中にならなければだめだ、とずっと言い続けてきたんだけど、同じような考え方をしてくれている人がいたと知って感激して検索しまくったら、ここ、noteの存在を初めて知った。
note という、こんな素晴らしいところがあったなんて‥‥。
もっと早く知っていれば、今まで見てももらえないHPにムダに払い続けていたお金は不要だったし、自分が死んでも作品は遺言として残ってくれるから早くから安心できたのに。これこそジジイが一番望んでいた場所だと思った。
そこで、今まで自分のホームページで公開していた作品をこちらに移すことを思い立ち、それと同時にタイムリーな文章も書くことにして、この『真の科学が世界を救う(分身を知った科学)』というタイトルのブログを新たに作った。
もっとも、遅筆なジジイのことなので、毎日8時間パソコンに向かっても一ヶ月にせいぜい二つくらいしか投稿できないかもしれないから、それでは決してタイムリーとは言えないので、できる限り、何年先になっても古くならない文章を心掛けようと思う。
年金だけでは当然生きていけないので、今までの貯蓄を切り崩していくとして、病気や怪我でもなるべく医者にかからず薬も極力買わないようにして、外食はまったくせずお酒の量も減らして暮らしていけば、概算で10年くらいは続けられると思うんだ。
お金が続かなくなったら餓死すればいいだけの話なんだから、どうってことないけどね。幸い、妻もそのような考え方の人なんだ。それにジジイの友達ももう何人も死んでしまっているんだから、自分はもう十分生きたという気持ちもある。
もっともその前に大病をしたり事故に遭ったりして死んでしまったら、それまでだけど‥‥。
でも「遺言書」だから、本当は、自分が死んだ後にみんなに読んでいただければそれで十分なんだ。
そして、ジジイが生きているうちには叶えられなかった世界平和をなんとか叶えて欲しい。
そのためには人類が「科学的覚醒」を果たして、新しいバージョンのOSを脳に上書きして、お金なんかに頼らなくてもすむようになり、敵なんてどこにもいなくなって武器も不要になり、世界中の人の心の中から不満や不公平感や妬みや怒りや恨みの気持ちが消えて、みんなが仲良く助け合い、みんなが幸福に生きて、そして祝福と喜びの中で死んでいける、そんな世の中になって欲しい。
それだけがこのジジイの願いなんだ。
それは絶対、不可能な夢物語なんかじゃない。
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★★★ 関連記事(保存版) ★★★
📌分身主義とは(ジジイの遺言書-10-)
📌真の科学とは何か?(ジジイの遺言書-7-)
📌個人主義からの脱却、そして分身主義へ(ジジイの遺言書-8-)
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