基本情報処理 安全性と冪等性

冪等性(べきとうせい)と読みます。

その前に情報処理に関する、安全性に関して言及しておきます。

データが更新されるような作業は、情報処理の世界では、「副作用がある」と呼ばれます。

その反対にデータの更新がない、データを取得するだけの作用は「副作用がない」と言います。

そして、冪等性という聞きなれない言葉ですが、

「副作用に関係なく、何度実行しても同じ状態が実現される」ことを指します。

例えば、requestメソッドでいうと、putとdeleteが「副作用があって、冪等性がある作業」で、getメソッドが「副作用がなくて、冪等性がある作業」

ここまで説明すると、安全でも、冪等でもない作業ってあるの?って思うかもしれませんが、あるんですね。

データを追加する作業が安全でも、冪等でもない作業になります。requestメソッドでいうと、postメソッドです。


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