長期金利に大きく影響受ける状況続く【正直じいさんの株で大判小判】

大幅反発し3万3000円台上回る

14日の東京市場は大幅に反発しました。日経平均は461円高で3万3000円を大きく上回っています。米8月消費者物価指数(CPI)はほぼ予想通りで、金融引き締め長期化懸念が後退、前日の米国株市場でナスダック指数が上昇したことが安心感を誘いました。値がさ半導体関連株の上昇が指数を押し上げ、先物への買戻しも巻き込んで一時上げ幅を500円超に広げています。TOPIXは約1週間ぶりに年初来高値を更新しました。

アシックスが新値

米CPIは無難に通過しましたが、今晩は米8月生産者物価指数(PPI)、来週には日米金融政策決定会合を控えており、長期金利の動向に大きく影響を受ける状況が続くでしょう。推奨銘柄では前日買いを入れたアシックス<7936>が新値を取り、三菱重<7011>は出直りの動きを強めました。引続きグロース株が出直り基調を維持できるかを見守りながら、バリューの切り返しと個別に強い銘柄を狙う方針で、きょうは大和ハウス<1925>とテラプロ<6627>に追撃買いを入れました。

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