バリューと個別に強い銘柄狙う【正直じいさんの株で大判小判】
大幅反発しTOPIXは年初来高値
前週の東京市場は大幅に反発しました。日経平均は前の週から926円上昇しています。米消費者物価指数(CPI)や米生産者物価指数(PPI)、CB理事会の重要イベントを控えていたことで、中盤までは方向感を欠く展開が続きましたが、CPI、PPIを受けて利上げ長期化懸念が後退、米国株が上昇に転じたことで、後半2日間は大幅高で上値を追いました。TOPIXは年初来高値を更新しています。
三菱重工が再び5ケタ志向
日経平均は週初の安値を当面の安値に上値のフシ目の3万3000円を大きく上回っており、先高感が強まりました。週明けは日米金融政策決定会合が予定されていることで、長期金利の動向に影響を受ける状況は続きそうですが、9月末権利取りの買いが下値を支え、堅調な地合いが続くでしょう。推奨銘柄では三菱重工<7011>が25日線を下値に切り返し、再び5ケタを志向しており、週明けもグロース株が出直り基調を維持できるかを見守りながら、バリュー株と個別に強い銘柄を狙う方針です。