コロナ以前に近い状態になる【星野三太郎の株街往来】
マスク無しが増える
マスクの着用が3月13日から「個人の判断に委ねる」形に変更されてから5カ月近くが経過した。当初は電車に乗っていてもマスクを着用している方が大半だったが、直近ではおおよそ8割の方がマスク無しだった。一年前は暑くても決して外すことはなかったが、誰かがマスクを外すと「それなら私も」ということになり、現在ではほぼコロナ以前に近い状態になったようだ。
半年、1年後はどのような世の中になっているのだろうか?
コロナ禍では在宅勤務が普及していたが、筆者の周囲でも全く聞かなくなった。台風が上陸する時などは在宅勤務なら問題ないが、今年は「通勤出来なくなる」と困っている方の話を聞くことが多かった。
コロナ禍当時は、株式市場でもテレワーク関連とかマスクや抗菌関連株が物色されたが、今となってはあの時のことが想像できない状況だ。
改めて正常な世の中になったことを実感するが、その一方で物価高で生活スタイルが変わり始めていつことも実感する。さて半年、1年後はどのような世の中になっているのだろうか?