見出し画像

SpaceX社のStarship SN8打上成功🚀👏

 日本時間2020年12月10日、SpaceX(スペースX)社のStarship SN8🚀の打ち上げが成功しました!👏

 SpaceX社とは、イーロン・マスク氏がCEOを務める米国の宇宙開発会社です。今年、同社の宇宙船「Crew Dragon(クルードラゴン)」が国際宇宙ステーションに有人飛行を成功させました。民間企業初の有人飛行の成功です。野口宇宙飛行士もCrew Dragonで国際宇宙ステーションに行ったので、日本でも知っている方は多いでしょう。

 SpaceX社は、火星を目指しています。そのためには行く手段、つまり「火星に行くためのロケット」が必要です。宇宙船Crew Dragon、補給船Dragon(ドラゴン)、そしてStarlink(スターリンク )などの衛星の打ち上げを行う一方、Starship(スターシップ)というロケットの開発も行っています。このロケットは、火星のみならず、月、その他惑星にも行く予定です。

 Crew Dragoや衛星を打ち上げるFalcon 9(ファルコン9)ロケットとStarshipはまったく異なる構造のロケットです。Starshipのためにエンジンも新しく作り直しています。

 搭乗可能な人数もCrew Dragonのように少なくありません。Crew Dragonの座席は7席です。しかし、Starshipは100人乗りです。規模が違います。

 Starshipは、現在開発段階です。いくら経験があるSpaceX社といえども、新型ロケットの開発は慎重に進められています。Starhopper、SN1、SN2……とプロトタイプが製造され、テストが実施されています。

 昨年、Starhopper(スターホッパー)のテストが行われました。

 そして今年、NS5、SN6の打ち上げテストが行われ、どちらも成功しました。空高く上がり、そして着陸しています。

 そして迎えた今回のSN8のテスト。飛行する高さの目標は15kmです。そして、今回は形も変わりました。下にいる人のサイズと比較すると、このロケットがどれくらいの大きさなのかわかります。

 実際に、様々な乗り物と比較すると……。飛行機をタテにした状態より大きいのです。すごいですね!

 SN8の打ち上げはライブでも放送されました。もちろん日本からも視聴することが可能です。(現在も録画が配信されています)

 SN8の打ち上げは成功しました。今回は、垂直に打ち上げられたロケットが向きを変え、横を向き飛んでいきました。きっとSN8を初めて見た人なら、「ちょっと形は違うけど飛行機?」と思う人もいるかもしれませんね。

 無事に飛行を終え、目的地に到着しようとした時、衝撃が起こりました。Falcon 9のように見事な着陸とはいきませんでした😭

 しかし、しかしこの機体を打ち上げ、そして見事に横を向き飛行し、着陸しようとしたわけです。SN8の飛行テストは大成功でした。

 そしてこのSN8の成功は、火星に一歩近づいたことのを意味します。イーロン・マスク氏のコメントが素晴らしい‼️

 世界中のロケットファンを魅了したSN8は、壊れた姿も美しいものです。イーロン・マスク氏が機体のチェックをしている様子がご覧いただけるでしょうか? ちなみに、このノーズコンは保存されるそうです。

 SN8はプロトタイプです。Starshipの全体イメージはこちら。現在、SpaceX社はこの超ビッグなロケットのの完成を目指し、開発を行っているというわけです。

 これからもSpaceX社のロケット開発には注目ですね❤️

*Twitterより引用

お読みいただきありがとうございます。これからも皆さんのお役に立つ記事を書いていきたいと思います。フォローもよろしくお願いします❤️