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専門分野以外も丁寧に仕事する
今日は小さな会社の人(&副業)に向けた話です。大企業の場合は専門部署があるので問題ありません。
「マーケティングには関係ないでしょ?」と思われるかもしれません。しかし、ビジネスを行う上の土台ですので、今日はこのテーマを取り上げます。
ビジネスには、お金にならないけど、やらなければいけない仕事があります。例えば経理、契約、商業登記などです。お金の計算は重要です。決算書を正しく読むためには、それなりの知識が必要です。他にも、ビジネスの上では、法律の知識も求められます。契約したら新たなビジネスに展開することができますが、法律の知識なく読むと正しい意味がわかりません。商業登記も同様に、法律で定められているのですからやらなければなりません。しかしいくら頑張っても1円にもなりません。ですが、「知らなかった」というだけで最悪の自体に陥ることもあります。
黒字倒産
いくらマーケティングで成功しても、売り上げたお金が入金されなければ会社はやっていけません。また、収入と支出のタイミングの問題もあります。企業からプロジェクトの運用に必要なお金を先に支払っているのに、売り上げの入金が遅くなる(滞る)と、資金繰りがうまくいかなくなります。これでは黒字倒産するかもしれません。その情報は決算書を見ればわかります。せっかく頑張って売り上げを伸びているのに、入金が滞っているせいで会社が倒産ということになっては困ります。だからチェックする必要があります。
「こんなはずではなかった」という契約書を結んだり、規約に同意してはいけない
法律用語は、一般的な日本語とは異なります。また、難しい専門用語もたくさんあります。つまり、文字を「ふむふむ」と読んでいても正しく理解できるとは限りません。ですから、不当な項目があった場合、見落としてしまう可能性があります。ビジネスを展開する上で不利にならないためにも、しっかりと理解する知識を身につけたいものです。
会社が解散したものとみなされることも
商業登記は会社法で定められており、企業は一定の期間内に手続きを行わなければなりません。取引の際に重要なことは言うまでもありません。
もし登記を怠ると、最悪、会社が解散したものとみなされることになる(詳しくは会社法や法務省の情報をご覧ください)ことをご存知でしょうか。「仕事が忙しいから面倒なことは後回し」とズルズルしていると、気付いたら会社が解散したことになっているかもしれません。それは絶対に避けなければならないことです。
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いくら素晴らしいマーケティングを行って、顧客を増やし、売り上げを伸ばしたとしても、やるべきことを怠ると、後々大変なことが起きてしまいます。
もちろん本業に専念するために、可能なものは専門家にお願いするという方法もあります。しかし、「よくわからないから丸投げする」のではなく、きちんと理解をしてお願いすべきでしょう。そうしないと、指摘されてもその意味が理解できません。その結果、重要な指摘を見逃してしまい、後々トラブルになることも考えられます。
マーケティング以外の煩雑な作業も丁寧に行いたいものですね。
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![HIROYO MORITA・盛田 祐代 / Creative Innovator](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/126746756/profile_9fc256c3d60a25d2078e7766a8c48d6a.png?width=600&crop=1:1,smart)