SpaceX(スペースX)社 補給船Dragon CRS-22ミッション🚀
SpaceX(スペースX)社が国際宇宙ステーションに打ち上げるDragon(ドラゴン)といえば、最近は有人宇宙船のCrew Dragon(クルードラゴン)が話題でしたが、今回打ち上げたのは補給船のDragonです。米国時間6月3日に打ち上げられました。今回の注目は、「動物」と「ソーラーアレイ」を積んでいる点ではないでしょうか。
🚀打ち上げ前
打ち上げ前のロケットの様子です。今回のロケットは、有人宇宙船と同じく「ケネディ宇宙センター39A」より打ち上げられます。
外観から荷物の重さを推測することはできません。今回は、新しい化学実験の道具、物資、ソーラーアレイなど約3300kgの荷物を積んでいるそうです。
今回宇宙船に乗っている動物について詳しく解説されています。
ソーラーアレイが積み込まれている様子がわかります!
この宇宙船の中には、宇宙飛行士のためのリンゴ、レモン、アボカドなどが積み込まれているそうです。補給船は、宇宙飛行士に新鮮な食材を届ける重要な役割も果たしているのですね!
なかなか目にすることができないシーン。横たわっている状態のロケットが垂直になります。
🚀打ち上げ
美しく打ち上げられました!
SpaceX社のロケットの特徴といえば「再利用」です。つまり、Falcon 9(ファルコン9)ファーストステージの回収がとても重要なのです。このミッションでも、Falcon 9ファーストステージは、「Of Course I Still Love You」(船の名前)に無事に着陸しました。このブースターは次回宇宙に何を運ぶのでしょうか?
Dragonが切り離されるシーンです。
このあとDragonは宇宙空間を旅します。到着は米国時間の6月5日です。
🚀国際宇宙ステーションに到着する前にチェック!
写真だけではなかなかサイズがわかりにくいソーラーアレイの大きさ。人と比べるとそのサイズがイメージできます。
国際宇宙ステーションには、宇宙船がたくさんドッキングしています。今回このDragonが到着すると、宇宙船は以下のような位置関係になるそうです。
「打ち上げを見逃した!」という方は、ダイジェスト版でチェックを!
🚀国際宇宙ステーションへ
国際宇宙ステーションから見える補給船Dragon。だんだん接近しています。
Dragonはハッチを開けて国際宇宙ステーションに向かっています。
国際宇宙ステーションまであと〜20m‼️
国際宇宙ステーションに無事にドッキングしました!
国際宇宙ステーションに色々なものが到着しました。今後の研究結果が楽しみですね!
🚀Falcon 9 ファーストステージが帰ってきた!
<2021/6/7補足> この打ち上げで利用された、Falcon 9ファーストステージが港に帰ってきました。船の上にいる人間の大きさと比較してみてください。ブースターがどれほど大きいのかよくわかります。
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宇宙開発は風の時代において重要なものと考えます。私たちのビジネスはいつまでも「地球」だけではありません。これからは「宇宙」も含めて考えなければならないでしょう。2021年2月より「風の時代にあったビジネス・マーケティング戦略」について理論的に執筆しています。ご興味のある方はぜひお読みください。
*Twitterより引用