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「良いマネ」と「悪いマネ」と「やってはいけないマネ」がある😊

 「新商品の企画・サービスを考えないといけない」という時、あなたはどのようにしますか?

 手取り早い方法としては、「同業他社のやっていることをマネする」ということが考えられますね。確かに、同業他社のやっていることをヒントに、あなたの会社にはまだないものを作るというのは一つの方法です。

 しかし「マネする」といっても、「良いマネ」、「悪いマネ」、「絶対にやってはいけないマネ」があります。事例を見ていきましょう。

良いマネ

・「SpaceX社が火星行きのロケットを作っているから、我が社も火星を目指すロケットを作ろう」という場合
→これは非常に挑戦的なことです。世界でまだ1社も達成していません。マネするというより、むしろ人類にとってのチャレンジですね。

・「OpenAIのGPT-3(あまり報じられていませんが、これはスゴいです)を見て驚いた。ぜひ我が社もあれに勝るものを!」という場合
→ぜひとも挑戦すべきでしょう。なぜならこれから中心となるAI技術の先端を争うことになるからです。

・(少し話がそれますが)今回の新型コロナウイルスの時、「ライバルのA社がテレワークを導入したから我が社も導入しよう」という場合
→むしろA社よりより多くのスタッフをテレワークにし、健康管理に気を付けた方がいいですね。これは必要に迫られてみんなで変化するという形です。

悪いマネ

・販売拡大のために「A社(ライバル会社)が、顧客向けセミナーを始めたから、我が社も行おう」という場合
→じっくり検討すべきでしょう。まず、A社のセミナーは盛況でしょうか? そこから販売は増えているのでしょうか? 「セミナーが大盛況で我が社の顧客が全部奪われている」というなら、急いでやった方がいいかもしれません。しかし、A社のセミナーがいつも閑古鳥が鳴いておりで売り上げも増えていない場合はどうでしょうか。ただ「A社が開催している」という理由で我が社も同じスタイルのセミナーをやるというような考えなら、再考した方がいいでしょう。あなたの会社としては、ライバル会社と足並みを揃えることができるということで安心かもしれません。しかし、お客様から見たらどうでしょうか? 魅力あるとは評価されないでしょう。それでは、ただの自己満足(自社満足?)です。

絶対やってはいけないマネ

・例えば、特許などの法律や免許、権利等の絡むものです。必要な資格がないのにマネすることは違法行為になります。

 「マネ」といっても色々ありますね。せっかくやるなら、価値ある結果を生み出すことをやりたいものですね。

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HIROYO MORITA・盛田 祐代 / Creative Innovator
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