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百聞は一見に如かず👀

 みなさんは「と〜っても美味しそうで、なかなか買えない新しいお菓子が発売された」というニュースを聞いたら、どうしますか?😋

 A)まずは自分で食べてみる
 B)他人が食べた感想をたくさん読み、チャンスがあったら食べる

 マーケティングを頑張りたいという人なら、「百聞は一見に如かず」を目指しましょう。まずは自分で挑戦する(食べてみる)ことをオススメします。買えないお菓子ほどなおさらです。苦労して購入し、ようやく手に入れたお菓子を味わってみてください。入手までの苦労、それを食べた時の感想、そしてもちろんお菓子の味、すべてあなたの財産になります。五感すべてを使って評価するのです。

 一回購入して食べる経験は、百回「美味しい」と聞く情報に勝ます‼️

 マスコミ情報や口コミで判断するのではなく、必ず自分の五感を使って確かめることをオススメします。なぜなら、「マスコミ情報や口コミ=あなたの意見ではない」からです。

 マスコミや口コミが否定的でも、あなたにとってはとても良いものかもしれません。それに、あなたが確認したら、他人が気づかない別の良い点・悪い点に気づくかもしれません

 「面倒だな」と思われるかもしれません。確かにその通りです。とても面倒なことです。そもそも、その商品を購入するのに努力が必要な場合もあります。例えば朝早く起きて列に並ぶなど。「ここまでしなければならないの?」と思うかもしれません。しかしその苦労も一つの貴重な情報なのです。「発売の3時間前に並んだ人は買えたが、30分前に到着した人は買えなかった」とか「並んでいる人は、若い女性が多かった」など、実際足を運ばなければわからない情報です。

 仮にあなたが異業種でもその経験は役に立つことでしょう。なぜならその経験をもとにアイデアを発展することができるからです。経験をするとイメージが広がりますよね。未経験だとイメージできません。例えば、水泳経験のある人は水の中で人はどうなるかわかるので、「溺れたらどういう状態になる」ということをイメージすることができます。しかし畳の上でしか泳ぐ練習をしたことのない人は、水泳経験のある人と同じようにイメージするのは難しいでしょう。

 とはいえ、必ずしも経験できるものばかりとは限りません。

 例えば、あなたは「国際宇宙ステーションでの暮らし」に興味を示したとしましょう。しかしここは簡単に行ける場所ではありません。2020年6月現在、宇宙飛行士しか行けません。それに交通手段も限られています。外から様子を伺いに行くことも不可能です。手っ取り早くできることと言えば、国際宇宙ステーションが日本の上空を通る時に眺めるくらいです。

 しかし、国際宇宙ステーションの情報は、関係者(NASA・JAXAの関係者、宇宙飛行士など)からたくさん出ています。それらをチェックして情報を得ることは可能でしょう。無重力体験を自宅で行うのは難しいものです。ですから、全ての情報を得ることはできません。しかし「無重力状態の中でどういうことができるのか」や、「宇宙飛行士の活躍状況」などの情報を得ることはできます。例えば、無重力なら、テーブルに物を置かなくても物が落ちる心配はありませんね。では、水はどうなる?💧 宇宙飛行士は、様々な実験を公開しているので、それらを見てみると、宇宙での様子を知ることができます。

 「国際宇宙ステーション」についてマスコミが書いた記事もあります。しかしなるべくマスコミの記事より、国際宇宙ステーションに近い人から情報を得るべきでしょう。なぜなら、マスコミの記者は国際宇宙ステーションで生活をしたことがないため、「地球目線」でしか原稿を書くしかできないからです。そのような記事を読むより、本当にそこで暮らしている人の生の情報の方が説得力があると思いませんか? それに国際宇宙ステーション内で行われる実験を見るのは誰の記事を読むより興味深い内容でしょう。

 国際宇宙ステーションに行く以外にも自分で体験できないものもはあります。例えば、病気、異性(男性なら女性、女性なら男性)、特定の身分(王室など)、簡単に体験することのできない職業、簡単には体験できない異文化の暮らしなど。ですから、体験できないものについてはどのように情報を得るかということも把握しておくといいでしょう。

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HIROYO MORITA・盛田 祐代 / Creative Innovator
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