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最小のパワーで最大の結果を💪

 副業、スモールビジネス、中小企業等、世の中には少人数で構成されるビジネス形態があります。

 少人数の企業は、スタッフ間の連絡を取りやすいという特徴がありますね。小さなオフィスなら、ちょっと大声で話せば全員に伝わります。便利ですね。一人企業(副業も含む)なら、電車での移動中や家事をしながら頭の中で考えるだけで、ビジネスがどんどん広がります。「私がOKならGO」です。誰からも指図を受けません。ですが、大変な時に誰かに相談したりお願いすることはできません。

 少人数でのビジネスは、小回りがいいなどという特徴がある一方、足らない要素もたくさんあります。しかし、ビジネスの世界では、少人数の企業も大企業もみんな対等です。例えば、「副業の人は法律を守らなくていいけど、大企業で働く人は守ってください」ということはありません。しかし、たくさんのプロフェッショナルがいる大企業と同じように少人数ビジネスの企業が業務を行うのは大変なものです。限られた人材、限られたスキルで全てを行うのですから限界があります。

 少人数ビジネスの場合は、特に注意しておいた方がいいと考えられる点が2つあります。

1)最小のパワーで最大の結果を出す
2)リスクとコストは最小に

それぞれ見ていきましょう。

1)最小のパワーで最大の結果を出す

 「自分でやることと、外部のノウハウを活用すること」を明確にしなければなりません。例えば、「製品を企画し、製造するところまで自分でやるが、ネットショップは外部で提供されているショップサイトを用いそこに出店する」などです。 「自社(自分)にしかできないもの=商品価値」です。この部分は、絶対に自分でやらなければなりません。委託すると、ノウハウの流出につながります。 しかし、全て自分でやればいいかというとそうではないでしょう。例えば、ネットショップの構築を一から自分で行うと大変です。「これまでブログ書く程度しかやったことがない」という人が一からスタートすると、挫折するかもしれません。これなら、外部で提供されているネットショプサービスを活用した方が容易に販売できます。
 ところで、ネットで買い物をすると、最後に「注文の確認画面」が表示されますね。これは、「ネットのお作法としてある」のではなく、法律が定めているから存在する(執筆時点において)ということをご存知でしょうか。きっとこれを読んで驚かれた方もいらっしゃるでことでしょう。大企業なら法務部があり、企業として法律の知識を持っていますが、少人数ビジネスでは、そこまで手がまわらないのが正直なところです。ネットショップ専門の会社(もちろん実績のある良心的な企業が前提)なら、そういう点まで考慮しているので、活用することで法律的な問題を回避するというメリットもあります。
 つまり、「自分のスキルを超えるなら外部サービスを使う」というのが適した判断なのではないでしょうか。ただ、時には「これは自分でできるけど面倒だしやりたくないから外部サービスを使う」という考えに至る人も出てくるでしょう。その判断はやめるべきです。もし、そのような考えで利用していたら、どんどん利益が減ってしまいます。

2)リスクとコストは最小に

 コスト管理をしっかりと行わないと、お金はどんどん減ります。会社のお財布は、個人のお財布の大きなバージョン。打ち出の小槌の機能を持つ魔法のお財布ではありません
 ビジネスは実際にやってみないと、本当に収益が得られるかどうかわかりません。友達が「それ、絶対に儲かるよ」と言ったとしても、それは儲かるビジネスとは限りません。そもそもその友達すら買わないかもしれません。そのようなわからない状態で、コストをかけすぎると、リスクが大きくなることにつながります。
 もし、「老後のことを考えて副業で今からコツコツ稼いでいくぞ」と考えているのに、副業にお金をかけすぎて、本業で得た収入を副業に補填していたら、あなた自身の生活にも支障をきたします。老後どころではありません。
 まずは、コストとリスクは最小にしましょう。ビジネスが順調に進むことがわかれば、コストをかけて手を広げたり、リスクをとって新たなビジネスへと挑戦していけばいいのではないでしょうか。

最小のパワーで最大の結果を出す」と「リスクとコストは最小に」は、それほど難しいことではありません。少し気をつけるだけで実行できるでしょう。

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HIROYO MORITA・盛田 祐代 / Creative Innovator
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