SpaceX社の宇宙船Dragon🐉
SpaceX(スペースX)社の宇宙船Dragon(ドラゴン)には、2つの種類があります。1つは、荷物を運ぶ補給船Dragon、そしてもう一つは人を乗せる有人宇宙船Dragonです。
8月は補給船Dragonが国際宇宙ステーションへ
8月29日に国際宇宙ステーションに実験道具をはじめとした物資を届けるためにDragonが打ち上げられました。
打ち上げられる前のFalcon 9(ファルコン9)ロケットとDragonの様子です。
今回約2200kgの荷物を国際宇宙ステーションまで運んだそうです。50kgの人間だと44人分の重さにまります。かなり重い荷物ですね。
悪天候のため打ち上げは延期になりましたが、リスケジュールされ無事に打ち上げられました。
夜空に美しく打ち上げられるFalcon 9ロケット。もちろん、ブースターは地球に無事に帰還しました。
そして宇宙ではDragonが展開され国際宇宙ステーションへの旅が始まりました。
今回の打ち上げのポイント
Falcon 9ファーストステージが着陸するドローンシップといえば「Of Course I Still Love You」が有名です。しかし今回は新しいドローンシップ「A Shortfall of Gravitas」に着陸です。
船の上に文字が書かれています。そしてそこに人がいます。人間のサイズを見るとこの船とロケットの大きさがよくわかります。
ミッションを終え港に帰ってくるFalcon 9ブースター。
真っ暗な中、雲の合間を抜けて船に着陸するFalcon 9ロケットです。見事な着陸シーンです!
Falcon 9ブースターといえば、再利用を前提としたロケットです。以下はFalcon 9とFalcon Heavyがどのような目的で何回利用されたかが一目でわかるものです。
国際宇宙ステーションに向かう宇宙船Draogn
宇宙船Dragonが国際宇宙ステーションに向けて宇宙を旅している様子です。下に見えるのは、私たちが住む地球ですね!
こちらは、国際宇宙ステーションにドッキングする直前の様子です。国際宇宙ステーションに滞在する宇宙飛行士によって撮影されました。美しいですね。
ドッキングの瞬間です。地球から400km離れた場所に無事に到着した宇宙船Dragon。おめでとうございます!
9月は民間人宇宙飛行士だけで行くミッションを予定
SpaceX社では9月に世界初のミッションを控えています。それは、民間人宇宙飛行士のみで宇宙を旅行するというものです。
先日、リチャード・ブランソン氏やジェフ・ベゾス氏が宇宙旅行を成功させました。彼らのミッションは、宇宙空間まで行き無重力を10分程度体験し帰ってくるというものでした。しかし今回のミッションは異なります。地球の周回軌道まで乗せるのです。難易度が高くなります。
かつてイーロン・マスク氏が「Space is easy, orbit is hard」とツイートしています。宇宙は簡単だが、周回軌道に乗せるのは難しいということですね。
このミッションでは、野口宇宙飛行士が国際宇宙ステーションに行く時に利用した有人宇宙船Crew Dragon Crew-1の一部を改良したものを利用します。今回のミッションでは、国際宇宙ステーションには行きません。そのためドッキングするのに必要な部分は取り外されました。そしてそこにキューポラが設置されました。宇宙の眺めを楽しむのに最高の場所ですね!
ハードなミッションです。もちろん事前に訓練が行われています。
宇宙を旅するのはこの4名です。こちらの最新情報にも注目ですね!
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宇宙開発は風の時代において重要なものと考えます。私たちのビジネスはいつまでも「地球」だけではありません。これからは「宇宙」も含めて考えなければならないでしょう。2021年2月より「風の時代にあったビジネス・マーケティング戦略」について理論的に執筆しています。ご興味のある方はぜひお読みください。
*Twitterより引用
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