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もしもハシビロコウがマーケターだったら

動かない鳥、ハシビロコウ。
皆さんは、なぜ彼らが動かないのか知っていますか?


これは彼らの立派な生存戦略によるものなのです。
ハシビロコウの主食はハイギョと呼ばれる魚。ハイギョは肺が大きく、えら呼吸だけでは溺れてしまうため、数時間に一度水面に浮上し呼吸をしなければいけないという特徴をもちます。
そこでハシビロコウは思ったのです。ここでずっと待ち続けていれば必ず飯にありつけると。


このように、ハシビロコウの基本戦略は「待ち伏せ型」の狩猟スタイル。とにかく省エネで獲物を待ち続ける鳥なのです。


ですが、ハイギョを取り逃がしたからと言ってその日の餌がなくなるわけではありません。
ハシビロコウは「動かない」という基本戦略をとりながらも、柔軟な対応が可能な鳥で、ナマズやカエル、ワニの子供、ネズミなど意外となんでも食べられます。

ではこのハシビロコウがマーケティングを行うとどうなるでしょうか?

もちろん、ハシビロコウはとにかく待ち続ける「待ち伏せ特化型」のマーケティングを行うでしょう。

つまり、ハシビロコウは顕在層の獲得に重きを置いたマーケスタイルをとります。
基本的に間接施策は好みません。とにかく待っていれば顧客は来る。訪れた顧客は必ず仕留める。という方針の元施策を行います。

そうなると、基本施策はオウンドメディア(SEO)とリスティング広告の2つを愚直に行いじっっっっと顧客がLPに訪問するのを待ち続けることになるでしょう。
しかし、時には普段通りのCV数を稼げなかったり、LPに訪問した顧客を取り逃がしてしまうこともあり、動かずにはいられなくなることもあるようです。

その時はハシビロコウはなりふり構わず施策を放ち、顧客の種類に関わらずなんとかCVを獲得する姿が目に浮かびます。

「動かない」戦略一本でここまで生き延びてきたハシビロコウですから、待ち伏せ戦略をやり抜くこと自体は素晴らしいものです。しかし、我々マーケターはこれ一本ではなかなか厳しいものがあります。今の現状に合わせた適切な「進化」が必要なのかもしれませんね。

おまけ

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