あいまいな指示で、逆切れする顧客
こんにちは。マーケティング会社の社長をしています。
先日も困った顧客がいたので、備忘録として残しておきます。
先日、「SEOキーワード10個を抽出する」という仕事を依頼されました。
とりあえず1つだけテストとして依頼したいということでした。
作業は30分で終わったものの
作業自体は30分以内で終わったものの、クライアントが、その後指定したエクセルシートに入力してくれといいます。
「どのシートのどの列に入れるんですか?」というと、「●列」に入れてほしいという。
完了報告したところ、
「キーワードにボリューム(検索数)を入れるのは常識でしょう?」
と逆切れ。
「SEOキーワード10個を抽出する」というのが依頼であり、契約書にもそう書いてあります。ボリュームを抽出するというのは、契約書には書いてありません。
抽出したキーワードにぞれぞれボリューム(検索数)を抽出するとなると二度手間になります。
そこは大人の対応で、「それぞれのキーワードにボリューム(検索数)もそれぞれ入れましょうか?」と赤字覚悟で提案したものの、
「SEOキーワードのことがわかっていない。キーワード検索をやったことがないでしょう?初心者レベルですね」との捨てゼリフ。
業務請負は、契約書に書かれていない作業はしません
業務請負は、契約書に書かれていない作業はしません。
ボリューム(検索数)が知りたければ、作業を依頼するときに、契約書に、最初から「洗い出したキーワード10個に対してそれぞれボリュームも記入してください」と書くべきでした。
挙句の果てに、報酬の値下げを要求
こちらから提案した作業を断った挙句、先払いしていた報酬の2/3を返してほしいという。
こちらは、作業時間30分でも、あいまいな指示のおかげで、2時間以上のやり取りの時間がかかっており、逆切れによるとばっちりを受けて大迷惑をこうむりました。
もちろん、報酬の値下げは断りましたが、世の中いろんな人がいると思い知らされました。
この依頼主は、ほかのクライアントともトラブルを起こすでしょうが、今後自分が起こすさまざまなトラブルを通じて、自分が悪いということを、学ぶしかないでしょう。
自分が依頼主となった場合は、自分が想定している作業内容は、必ず契約書に盛り込むようにする、というのが本日の学びです。
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