あの名作童話を令和風にリメイクしてみた
50年以上続く、日本人なら誰もが知る国民的アニメ。放送初期の頃のエピソードが再放送されるや、その〝過激さ〟が波紋を呼んだ。
親戚の首を縄で絞める、ハサミを振り上げ追い回す、我が子を物置に閉じ込めたり木に吊るしたり…などなど。
今では到底考えられないような、登場人物たちの横暴や虐待ぶり。ウチの小学生の息子も、放送を観ながら相当引いていた…
そんな様子を見て、思わず目を合わせる私と妻。どことなく居心地が悪い。私たちのような〝昭和生まれ〟にとっては、まぁ分からなくもない。何しろ、この時代を生きていたのだから。
現代の若者が驚愕するような世界が、確実に存在していた。それも遠い昔ではない。たった50年前だ。
たった50年で、時代は凄まじく変貌した。
その時代を生きる者を置き去りにするほどに。
◾️令和の「価値観」とは?
急激な「時代の変化」は、急激な「価値観の変化」でもある。
実際、子どもや職場の若者たちと接していると「価値観の違い」を感じる瞬間が多々ある。
「コツコツ努力すれば、いつか報われる」
「一生懸命に働いて、将来のために蓄えを」
「正直に生きていれば、誰かが助けてくれる」
幼少から刷り込まれてきた価値観。自分でも古いと感じる。間違っているとは言わないが、何かが足りない感じ…
そんなモヤモヤを解消することが、本noteの目的。そのためには、論より証拠。具体的な「物語」を通して、令和の価値観を示すことにチャレンジしていく。
◾️誰もが知る名作に〝驚きの結末〟を
モチーフにしたのは、遥か昔より語り継がれる名作童話。それも、できるだけ知名度の高い作品を選んだ。幼いころから絵本や親の読み聞かせで学んできた数々の教訓。それらが現代にどれ程そぐわないかを感じていただくのに最適と考えたから。
『さるかに合戦』『北風と太陽』『アリとキリギリス』『金の斧』『うさぎと亀』
これらの名作に、令和の時代こその教訓を織り込むならば、ストーリーはどうなるか?そんな想いで、誰もが知る名作を〝誰も知らない驚きの結末〟でリメイクした。
とはいえ、現代は「多様性の時代」でもある。いずれの〝結末〟も、あくまで一例でしかない。正解は十人十色。つまり、あなたの中にのみ、ある。
あなたにとっての正解は何か?結末はどうあるべきか?どうあって欲しいのか?
これらの物語が、あなたが自身の「価値観」と向き合う契機となり、あなたらしい「生き方」に繋がる。その助けになれることを、切に願う。
【第一話】『さるかに合戦』知られざる結末
(約15分で読めます↓)
【第二話】『北風と太陽』知られざる結末
(約3分で読めます↓)
【第三話】『アリとキリギリス』知られざる結末
(約3分で読めます↓)
【第四話】『金の斧』知られざる結末
(約10分で読めます↓)
【最終話】『うさぎと亀』知られざる結末
(約5分で読めます↓)
最後までお読みいただき、心より感謝します。
あなたにとって、共感できる〝結末〟…ありましたか? それを、どう感じましたか?
そこには、あなたの「物事の見方」や「価値観」が滲み出るはずです…ぜひコメントで教えてください。
このnoteを通して、あなたが自身の「価値観」と向き合い、あなたらしい「生き方」に繋がることになれたなら、作者としてこれ以上の歓びはありません。