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募集マーケティング解説!第4章①戦国時代から学ぶ分析の重要性について
さてさて、今回は戦国時代のお話です!
「え?マーケティングと何の関係があるの?」
と思われた方!!
とっても関係があるのです!マーケティング勉強したら次は歴史の勉強をしても良いかもしれません!と言ったら過剰かもしれませんが笑
ちゃんとマーケティングのお話なのでご安心を!
前回までの振り返りはこちら
1.桶狭間の戦い
歴史で勉強した『桶狭間の戦い』は覚えていますでしょうか?
現在の愛知県で織田信長が今川義元を破った、天下統一への第一歩となった戦として有名です。
この戦いがまさにマーケティングに必要な要素が詰まった戦いでした。
『桶狭間の戦い』の戦況
今川義元軍の兵は織田信長の兵の約10倍だったそうです。
今川軍は織田の領地にある城を攻めて砦を攻め落とす戦略を考えていました。しかし実はこの作戦は織田軍のスパイにより情報が漏れていました。
ここで信長がとった作戦は「敢えて攻めさせる」という作戦でした。
今川軍2万5千の兵が進行し、作戦通りに1万の兵を攻めさせ、1万の兵を自分の城の守りに配置し、見事砦を攻め落としました。
この際、今川義元がいる本隊は5千人。満足気に桶狭間でお酒を飲み休息をとっていた本隊。すると天候が荒れ始め、激しい雨に襲われました。このタイミングを見計らって織田軍2千人が奇襲攻撃をかけ、今川軍は総崩れとなり織田軍が勝利となりました。
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2.マーケティング目線から解説
桶狭間の戦いをマーケティング目線、戦略思考で解説します。
①織田軍は今川軍の圧倒的な兵数に対して、分散させる事で薄くなったポイントへ一点集中で攻め込みました。これは第1章で述べた『選択と集中』です。数の多い兵の所では敢えて負けを"選択"し、勝てるポイントに"集中"する事で、最終決着で勝ちとする。
②スパイを送り、"情報"を取得し、戦況を分析した。天候をも味方とした。これも第1章で述べた情報収集と分析、さらに環境も味方につける考えはリソースの概念をさらに広げた。
3.戦からみる情報収集と分析の重要性
桶狭間の戦いで重要なポイントは、織田信長がスパイを送り込み"相手の情報収集"をした事です。
もし、情報がなければ戦略も立てれず、ただただ今川軍の圧倒的な兵に打ち負かされていたでしょう。しかし、相手の情報があり対策する事ができました。もしかすると天候情報すら絶対ではなくとも可能性の情報として取得していたのかもしれません。全ては"情報収集"から始まったのです。
4.募集マーケティングに置き換えて考える
皆さんは募集活動という"戦"に出陣するにあたり、競合やターゲット、マーケットの情報収集をしておりますでしょうか。
・競合校はどんな活動をしているのか
・ターゲットがどんな状況なのか
・どれぐらい高校生がいるのか
など、情報も取得せず募集活動されていませんか。それではただただ圧倒的な兵数に打ち負かされる未来しかありません。
5.まとめ
情報収集したうえで自分がどう戦うのか。それを考えるのが学校広報職員のお仕事だと思っています。是非、情報収集と分析を丁寧に行なって戦略を立てて下さい。
次回も戦国時代から分析について解説します!
お楽しみに♪
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