![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/167159162/rectangle_large_type_2_c025571518a494e7464266b95df41b2d.png?width=1200)
「4P」とは?マーケティングの基本フレームワーク
こんにちは、ハルです。
「フレームワークの4P」という言葉を聞いたことはありますか?
マーケティングを学び始めると、こうした専門用語やフレームワークがたくさん出てきて混乱してきますよね…🧐私もそうでした。
この「4P」を理解すると、商品やサービスをどう売り出せばいいかが見えてきます。
実践しやすい基本の考え方です。
今回は「4P」とは何か、その意味や使い方を分かりやすく解説します🙌
さらに最後にnoteでの活用方法もお伝えしたいと思います!📒
4Pとは?
4Pとは、マーケティング戦略を考える際に大切な4つの視点のことです。
この4つをバランスよく組み合わせることで、商品やサービスをより多くの人に届ける仕組みを作ることができます。
「4つのP」
👜Product(製品)
「どんな」商品やサービスを提供するのか?
商品のデザインや特徴、ターゲットにとってどんな価値があるかを考えます。
💰Price(価格)
「いくらで」販売するのか?
価格設定は顧客が払う価値と競合他社の価格を考慮して決めます。
🏬Place(流通)
「どこで」商品を売るのか?
店舗やオンラインなど、顧客が商品を購入できる場所を考えます。
🪧Promotion(プロモーション)
「どうやって」顧客に知ってもらうのか?
広告やSNS、キャンペーンなどで商品の魅力を伝えます。
![](https://assets.st-note.com/img/1735117442-rkE9MPdVFYpIsXW1QwGc3emH.png?width=1200)
4Pがなぜ必要なのか?
なぜ4Pが大事なのか、それは「戦略を整理するため」です。
たとえば、良い商品を作っても、価格が高すぎたり、誰も知らない場所で販売したりしては売れませんよね。
4Pを使うことで、
商品の特徴や価値
適切な価格
販売チャネルの選択
効果的な宣伝方法
「どうすればお客様に喜んでもらえるか、買ってもらえるのか」を考える道筋がつかめるのです。
4Pの由来
4Pは、1960年にアメリカのマーケティング学者エドモンド・ジェローム・マッカーシーが提唱したフレームワークです。
その後、世界中でマーケティングの基本理論として広まりました。
今でも企業や大学のマーケティング講座などで広く使われています。
4P分析のやり方
4P分析を行うときは、以下の順番で進めてみましょう。
1️⃣Product(製品)を分析する
「自分の商品がどんな価値を提供しているのか」を考えます。
他社の商品と比べてどこが優れているのかを明確にします。
2️⃣Price(価格)を分析する
市場の相場や競合の価格を調べ、「自社商品が顧客にとって魅力的な価格かどうか」を判断します。
3️⃣Place(流通)を分析する
「顧客が商品を手に取る場所」を選びます。
オンラインで売るべきか、実店舗で展開するべきかを考えます。
4️⃣Promotion(プロモーション)を分析する
「どの方法で商品を顧客に伝えるのが効果的か」を考えます。
SNS、広告、キャンペーンの組み合わせを工夫しましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1735118705-GY87ZmwLXhFyDt2bTloxaOSK.jpg?width=1200)
実際の企業で分析:無印良品の4P分析
実際の企業を例に4P分析を考えてみます。
以下は、無印良品の4P分析です。
👜Product(製品)
無印良品の商品はシンプルで機能的なデザインが特徴です。
「余計なものを省いた暮らしやすさ」をコンセプトにしており、日用品から家具、食品まで幅広い商品を展開しています。
💰Price(価格)
競合他社よりも少し高めの価格設定ですが、「質の良さ」や「長く使える商品」という価値を提供することで、顧客がその価格に納得するようにしています。
🏬Place(流通)
大型のショッピングモールや街中の便利な場所に店舗を展開しています。
また、オンラインショップも積極的に活用し幅広い層にリーチしています。
🪧Promotion(プロモーション)
テレビCMや雑誌広告だけでなく、SNSやウェブサイトで商品に込めたストーリーを発信しています。また、無印良品の「MUJI Passport📱」というアプリで、会員特典や店舗情報を提供して顧客とのつながりを強化しています。
noteでの4P分析の活用方法
noteでも、4P分析を活かして記事を書いてみましょう🗒️✏️
👜Product(製品)
自分が提供する情報や価値を明確にする。
💰Price(価格)
有料記事を設定する場合、価格と内容のバランスを考える。
🏬Place(流通)
記事のターゲット読者がどこで見つけやすいかを考える(ハッシュタグやSNSを活用)。
🪧Promotion(プロモーション)
SNSで記事を宣伝したり、note内で他の記事とリンクさせたりして、より多くの人に届ける工夫をする。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/167169757/picture_pc_fc79b7ed37ee0cadf30dd0052aa2ddc1.png?width=1200)
例えば、カメラ好きな人向けに有料記事を販売する場合、
マーケティングの4Pを意識しましょう。
👜Product(商品)
👉初心者でも理解しやすいカメラ設定や撮影テクニックの解説記事。
💰Price(価格)
👉競合の価格帯を参考にしつつ、価値に見合う適正価格を設定。
🏬Place(場所)
👉noteプラットフォームを活用し、SEOやSNSで記事の存在をアピール。
🪧Promotion(プロモーション)
👉記事の一部を無料公開して内容を予告し、購買意欲を高める。
まとめ
4Pは、マーケティングの基本をしっかり押さえるためのフレームワークです。
ぜひ自分の商品や記事に応用してみてください。
整理された戦略があれば、あなたの活動がもっと効果的になります!👍
フレームワークについては以下の記事でも解説しています✏️
オススメ書籍を紹介
私ハルのオススメ書籍を紹介します!📚
👉『ビジネスフレームワーク図鑑: すぐ使える問題解決・アイデア発想ツール70』
「アイデアが浮かばない」「会議がまとまらない」「意思決定で迷う」…そんな悩みを解消するフレームワーク集です。
課題発見から戦略立案、業務改善まで、実践的なフレームワーク等々…幅広く掲載されています。ビジネスフレームワークをもっと使いこなしたい!と思う方はこちらの本を手に取っていただくのが良いと思います!