見出し画像

オフライン広告の魅力とデジタル連携術

こんにちは、ハルです。

今回のテーマは、「オフライン広告」です。

最近では、すっかりデジタル広告が主流になりました。SNS広告、検索広告、バナー広告など、一度は目にしたことがある方も多いでしょう。今やどの業界や会社でもデジタルシフトが叫ばれるようになりました。

でも、ポスターやチラシ、テレビCMのような「オフライン広告」は今も活躍しています。

「オフライン広告って本当に必要?」と思う方もいるかもしれません。
確かに、昔に比べて紙広告を目にする機会は減っています。

しかし、オフライン広告にはデジタル広告では得られない効果がたくさんあります!

今回は、そんなオフライン広告の基本からデジタルとの上手な組み合わせ方まで分かりやすく解説していきます🙌


オフライン広告って何?

オフライン広告」とは、簡単に言うと「インターネットを使わない広告」を指します。
身近な例を挙げると、以下のものがあります。

🪧ポスターや看板
  👉駅や街中で見かける広告
📄チラシやパンフレット
  👉お店やポストに入っている紙の広告
📺テレビCMやラジオCM
  👉動画や音声で伝える広告
🏬イベントや展示会の装飾
  👉体験型で直接訴えかける広告

これらの広告は、目で見たり手に取ったり、耳で聞いたりと、感覚に直接訴えかける強みがあります。誰もが一度は目にしたことがあるものですよね。


オフライン広告の歴史

オフライン広告」という言葉は比較的最近生まれたものですが、その歴史は古代まで遡ります。

古代エジプトの壁画や、19世紀の新聞広告は、オフライン広告の原点と言えるでしょう。

現代では、駅のホームや電車内で目にする広告、さらにはテレビCMへと形を変え、進化を遂げています。

デジタル時代になった今でも、これらの広告がなくならない理由があります。


オフライン広告の強み

では、オフライン広告にはどんなメリットがあるのでしょうか?

1️⃣デジタル広告では届かない人にリーチできる📺
例えば、高齢者やインターネットに慣れていない人たち。いわゆるデジタルに接触しない層です。彼らには、ポスターやテレビCMのほうが効果的です。

2️⃣記憶に残りやすい体験を提供できる🛍️
お祭りやイベントで配られるうちわや紙袋。手に取ったり、直接触れることで印象に残りやすくなります。イベント会場でチラシやノベルティを手渡されて「嬉しい!」と感じた経験がある方も多いのではないでしょうか。直接渡されると特別な気分になりますよね。

3️⃣自然な形で日常に溶け込む🚃
通勤中に見る駅の広告や、店頭で目にするポップは、特に意識しなくても記憶に残ります。インパクトのある巨大広告は印象に残りますし、SNSでも話題になったりしますよね。


デジタルとの相乗効果

オフライン広告だけでなく、デジタル広告と組み合わせると、さらに効果を発揮します!

📃QRコードを活用
チラシにQRコードを掲載することで、オンラインストアやキャンペーンページへ簡単に誘導できます。さらに、QRコードを活用すればアクセス数などの効果を計測できるのも大きなメリットです。通常のポスターやチラシでは難しい効果測定が可能になる点は、まさにデジタルとオフライン広告の融合と言えるでしょう。

📺キャンペーン全体を一貫したメッセージにする
テレビCMやポスターで認知を広げ、その後オンライン広告で購入を促す手法です。テレビCMを放映している期間にリスティング広告を強化するのは非常に有効です。「テレビで認知を拡大し、その影響で検索エンジンでの検索を促す」という流れですね。

🎯リターゲティング
イベントでアンケートを取ったり、その場でSNSのフォローしてもらって、後からデジタルで再アプローチする方法も非常に効果的です。
(もちろん、事前に許諾を得ることが前提となります)


コカ・コーラの成功事例

一つオフラインとオンラインの融合に成功した企業の事例をひとつご紹介します。

コカ・コーラは、「Share a Coke(コカをシェアしよう)」キャンペーンで、オフラインとオンライン広告を組み合わせて大成功しました。

📃オフライン広告
コーラのラベルに人名やメッセージを印字し、購入者が「シェア」したくなる仕掛けを作りました。その後、テレビCMや屋外広告でキャンペーンを広く告知しました。

📈オンライン広告
ボトルの写真をSNSに投稿してもらい、ハッシュタグ(#ShareACoke)で話題を拡散。SNS投稿を公式がリポストするなど、消費者参加型のキャンペーンを積極展開しました。

結果として、消費者同士のシェアがSNSで拡散され、ブランド認知と売上が大幅にアップ!キャンペーンは世界中で成功しました🌏


まとめ

デジタル時代だからこそ、オフライン広告は新たな形でその価値を発揮しています。

特に、感覚に訴える力デジタルでは届かない層へのアプローチオフライン広告の大きな強みです。

大切なのは、オフライン広告を単独で使うのではなく、デジタル広告と組み合わせること。両者をうまく活用することで、より多くの人に届くマーケティングが実現します。

今日の記事を参考に、マーケティングにもオフライン広告を取り入れてみてはいかがでしょうか?🙌

また次の記事でお会いしましょう!


オススメ書籍を紹介

私ハルのオススメ書籍を紹介します!📚

👉『売れるデザインのしくみ -トーン・アンド・マナーで魅せるブランドデザイン』

デザインは特別なスキルだけでなく、誰でも使える強力な武器に!現役アートディレクターが「伝わるデザイン」を実現する考え方を丁寧に解説📚デザインの基本から応用まで実践的な知識が身につく一冊です👍

いいなと思ったら応援しよう!