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マクドナルドのSNS戦略に学ぶ!ファンを惹きつける秘訣とは?
こんにちは、ハルです。
今回は、多くの企業が参考にしたいマクドナルドのSNS戦略について解説したいと思います。
先日Xで、マクドナルドのこんなポストを見かけました🍔
長押しして、4Kで読み込むと広告が見られます。 pic.twitter.com/eBNBNaXy6w
— マクドナルド (@McDonaldsJapan) February 21, 2025
つい気になってスクロールを止め、読み込んでしまいました(笑)
拡大するとマクドナルドからのメッセージが隠されています。
実に面白い仕掛けでした👀
マクドナルドといえば、店舗やテレビCMの印象が強いですが、SNSでも巧妙かつ大胆なマーケティングを展開しています。
特に Xでの投稿は話題になることが多く、学べることがたくさんあります🙌
今回の記事では、マクドナルドのSNS戦略の特徴や、実際のポスト事例、そして企業アカウントが気を付けたいリスク管理について解説します。
ぜひ最後まで読んでいただけたら嬉しいです!
マクドナルドのSNS戦略とは?
マクドナルドのXのフォロワー数は、現在830万人と驚異的な規模です。
特徴は、大きく分けて以下の3つです。
🤖遊び心のある投稿で話題を作る
マクドナルドは 「企業アカウントらしくない」ポストをすることで、ユーザーとの距離を縮めています。
「マクドナルド公式=ユーモアがあって親しみやすい」といったブランドイメージを強く印象づける投稿が多いのが特徴です。
🌊トレンドをうまく活用する
Xでは、トレンドワードや流行している話題をうまく取り入れています。
たとえば、流行のハッシュタグを使ったポストや、流行りのミーム(ネット上のネタ)を取り入れることで、 拡散されやすくなる仕組みを作っています。
さきほどの4Kのネタもそれに該当します。
💛ユーザーとのコミュニケーションを重視
フォロワーとのやりとりも秀逸です。
企業アカウントによくある「お堅い対応」ではなく、まるで 友達同士の会話のようなカジュアルなリプライを返すことで、ファンとの距離を縮めています。
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実際のマクドナルドのポスト
では、実際にどんなポストで話題を集めているのか、いくつか紹介したいと思います!📱
猫の日にちなんだジョーク投稿
2月22日の「猫の日」にちなんで、マクドナルドがユーモアたっぷりのポストをしました。その名も 「ニャーニャーニャーヨークバーガーズ」😺
実際には販売されない架空の商品ですが、ネーミングのインパクトと遊び心あふれるポスト。実際の商品 「N.Y. バーガーズ」 の宣伝にもなってます。
SNSで思わずシェアしたくなるこの戦略、マクドナルドのマーケティングの上手さが光りますね!
ニャーニャーニャーヨークバーガーズ。
— マクドナルド (@McDonaldsJapan) February 22, 2025
2月22日は #猫の日
※販売の予定はございません。 pic.twitter.com/KDtlYew7IU
地獄のミサワとのコラボポスト
マクドナルドが、ネットで人気の 「地獄のミサワ」 とコラボしたユニークなポストです。
イラストのキャラクターは、いつもの独特な表情でマックカフェを片手に。この絶妙な組み合わせが、思わずクスッと笑ってしまう仕上がりになっています。
しっかりとマックカフェのPR になっているのがポイントです☕️
ミサワ式ビジネスマン講座 その5
— マクドナルド (@McDonaldsJapan) February 21, 2025
「たいして働いていなくても」 pic.twitter.com/FG05Kjgjkc
絶叫するポスト
マクドナルドが、圧倒的な勢いで 「チーチーダブチ」 を全力で叫ぶポスト🔥
「本当にマクドナルド公式Xのポスト?」と疑いますが、インパクトは抜群です。
つい目に留まるこのポスト。まさにマクドナルド流のバズマーケティングですね。
あああああああああああ今日2/21(金)からあああ!
— マクドナルド (@McDonaldsJapan) February 21, 2025
チーチーダブチ今日からああああああ!
12日間限定なので12回いいいいいい! pic.twitter.com/YeO64ajiA3
このように、一見すると一般のユーザーがポストしたかのようなカジュアルな表現を使い、企業アカウントらしさを感じさせないポストが話題になっています。
マクドナルドは、こうしたユーザーとの距離感が近いポストを活用することで、自然とファンの共感を集め、エンゲージメントを強化しています。
その結果、ブランドへの親しみやすさが増し、最終的には 売上アップにも貢献しているのです。
SNS運用で気を付けたいリスクマネジメント
しかし、SNSは拡散力が高い一方で、ちょっとしたミスが炎上に繋がることもあります。
特にマクドナルドのように企業アカウントを運用する場合、ただ面白いポストをまねるのではなく、次のポイントには十分に注意が必要です。
1️⃣不適切な表現に気を付ける
過去には、企業アカウントの軽いノリが不快感を与え、批判を受けた事例もあります。
ポスト前には 「誰かを傷つける表現になっていないか?」 をチェックすることが大切です。
2️⃣迅速な対応を心がける
SNS上でクレームが発生した場合、放置すると炎上が拡大する可能性があります。
早めに公式の対応を発表することで、信頼を失わずに済みます。
時間が経つほど状況は悪化します。炎上したポストを黙ってすぐに削除するのは絶対にNGです。
3️⃣ユーザーとの適切な距離感を保つ
フレンドリーな対応は魅力的ですが、馴れ馴れしすぎると逆効果になることもあります。
ブランドイメージに合った対応を意識することが大事です。
企業のSNS運用では、予期せぬ出来事から炎上につながるリスクが常に伴います。
そのため、SNS担当者は細心の注意を払い、マニュアルやフローの整備など、炎上を防ぐための対策を徹底する必要があります。
マクドナルドのSNS戦略から学べること
マクドナルドのSNS戦略を見ていくと、私たちが日々のSNS運用で参考にできるポイントがたくさんあります!
✅ 企業らしさを捨て、親しみやすさを意識する
✅ トレンドを活用して拡散力を高める
✅ ユーザーとのコミュニケーションを大切にする
✅ 炎上を防ぐためのリスク管理を忘れない
企業の公式アカウントだからといって、炎上リスクを気にしすぎると、無難で堅苦しいポストばかりになりがちです。
SNS担当者はリスクを十分に考慮しつつも、適度に踏み込んだポストや双方向のコミュニケーションを取り入れることで、ファンとのエンゲージメントを深めることができます。
慎重さと柔軟さのバランスが、企業SNSの成功には欠かせません📱
まとめ
マクドナルドのSNS運用は、 遊び心とユーザーとの距離感を大切にしていることがわかりますね!🍔🙆♂️
私たちがSNSを活用する際にも、
☑️親しみやすさ
☑️トレンド活用
☑️ユーザーとの交流
これらを意識することで、より多くの人に届く投稿ができるはずです。
ぜひ、マクドナルドのSNS戦略から学んで、皆さんのSNS運用にも活かしてみてください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊✨
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