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Webマーケティングの基礎~CPAとCPC

こんにちは、ハルです。

今回は、広告運用でよく使われる「CPA」と「CPC」という2つの言葉についてお話しします。

「この言葉を初めて聞く」という方もいるかもしれません。
「マーケティング用語ってアルファベットばかりで難しい…」と感じている方もご安心ください。

この2つの言葉をしっかり理解すれば、広告費の使い方や効果を把握できるようになります👍

今回の記事では、CPAとCPCの基本的な意味から、どんな場面で使われるのか活用するとどんなメリットがあるのかなど丁寧に解説します。

最後には「これらの考え方がnote執筆活動にもどう活かせるか」をお伝えしますので、
ぜひ最後までお読みいただけたら嬉しいです!📒


CPAとCPCとは?まずは基本の定義

まず、この「2つの言葉が何を意味しているのか」を見てみましょう。

CPA(Cost Per Acquisition / Cost Per Action)

日本語で「顧客獲得単価」と言います。
広告を出して、一人のお客様を獲得するためにかかったコスト」を示します。

たとえば、10,000円の広告費で5人のお客様が購入してくれた場合、
CPAは2,000円になります。

計算式は…
👉広告費10,000円÷購入したお客様5人=CPA(顧客獲得単価)2,000円
となります。

CPC(Cost Per Click)

こちらは、日本語で「クリック単価」と呼ばれます。
広告が1回クリックされるごとにかかる費用」を示します。

たとえば、広告費1,000円で200回クリックされた場合、CPCは5円になります。

計算式は…
👉広告費1,000円÷クリック回数200回=CPC(クリック単価)5円
となります。

どちらも広告費用を「具体的な数字」で確認できる便利な指標です。


CPAとCPCはいつから使われるようになったの?

これらの概念は、インターネット広告が普及する中で生まれました。

特にCPCは、1990年代後半にGoogleが検索連動型広告を導入した際に広まりました。クリックごとに課金される仕組みがわかりやすく、多くの企業が採用するようになったのです。

日本では2000年代に入り、CPCやCPAといった指標が広く活用されるようになりました。

特に成果型広告が普及したことで、CPAを使った広告運用が注目されるようになりました。

成果型広告
広告を見た人が「買う」「登録する」などの行動をしたときだけお金がかかる広告のこと。たとえば、誰かが広告をクリックして商品を買ったらその分だけ費用を払う仕組。


どんな場面で使うの?CPAとCPCの活用シーン

それぞれの概念が「どんな場面で使われるのか」見ていきましょう。

🛒CPA
「商品の購入」や「サービスの申し込み」がゴールの場合に使われます。
たとえば、会員登録を促進する広告やECサイトでの購入につながる広告などです。

🖱️CPC
「クリック数」を重視したい場合に使われます。
たとえば、新商品を多くの人に知ってもらいたいときや、ウェブサイトへの訪問者を増やしたいときに適しています。


CPAとCPCを活用するとどんなメリットがある?

💰費用対効果がわかりやすい
CPAやCPCを使うと、広告費用がどれだけ効率的に使われたかが数字で把握できます。無駄な費用を省き、より成果につながる運用が可能です。

🪧広告の改善点を見つけやすい
たとえば、CPCが高い場合は広告の内容を見直したり、ターゲット設定を調整することで効果を上げられます。

💵適切な予算配分ができる
CPAを参考に、目標とする費用内で顧客を獲得するプランを立てられます。
特に限られた予算で成果を最大化したい場合に役立ちます。


note執筆活動にも活かせる🗒️✏️CPAとCPCの考え方

これらの指標は、noteで記事を書いているときにも応用できます。

🛒CPAの応用

有料記事を販売している場合、1件の購入につながるまでにどれくらいの広告費が必要かを計算することでコストを把握できます。

この考え方は、Facebook広告やXのプロモーション広告を利用して有料記事へ誘導する場合にも応用できます。

たとえば、1つの有料記事を売るためにFacebook広告に3,000円を投入し、その結果5件の購入があった場合を考えてみましょう。

この場合、1件の購入にかかる費用(CPA)は次のように計算されます。

👉3,000円(広告費) ÷ 5件(有料記事購入数) = 600円(CPA)

つまり、このケースでは1件の有料記事購入を獲得するために必要なコストは600円となります。

広告費を効率的に管理し収益を最大化するためには、こうした指標を把握し改善を図ることが大事になってきます。

🖱️CPCの応用

自分のnoteをより多くの人に読んでもらうために、SNS広告を使って記事に誘導する際、クリック数や広告費を計算することで必要なコストを把握することができます。

例えば、こちらもFacebook広告やXのプロモーション広告を利用する場合にも、この考え方を応用できます。

Facebook広告に3,000円を投下し、その結果note記事へのSNS広告が100回クリックされたとします。
この場合、1クリックあたりのコスト(CPC)は次の計算で求められます。

👉3,000円(広告費) ÷ 100回(クリック数) = 30円(CPC)

つまり、このケースでは、1回のクリックにかかる費用は30円となります。
広告費用を効果的に管理するためには、こうした計算を行い費用対効果をしっかり確認することが重要です。


まとめ~CPAとCPCを知って賢く運用しよう

CPACPCWeb広告を効果的に運用するための大切な指標です。

これらをしっかり理解することで、費用対効果を高め、成果を上げる広告運用が可能になります👍

Webマーケティングはもちろんのこと、noteや個人活動にも役立つ考え方なので、
ぜひこの機会にマスターしましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました!
この記事でお役に立てましたら、スキやフォローいただけると嬉しいです!

それではまた次回の記事でお会いしましょう!🙌


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