押し目買い用TradingViewインジケータ@2023/11/5
前置き
上昇相場が続ている前提で、なおかつ、買いたい銘柄の候補はいくつか決まっていると仮定した場合に、TradingViewのインジケータとしては、どういうやつを見ておけば、押し目買いしやすいかを考えてみます。ズバリ、こういう画面がいいかな、っていう感じです。
クリックすると拡大できます。上から1つずつ見ていきます。
組み合わせる理由
1つの指標だけだと、なかなか、買えるタイミングが来なくて、「さっさと買いたい!」ってなってる時に、「1つでもサインが出たらOK!」とか、そういうルールにすれば、すぐ買いやすいです。まぁ、それで儲かるとは断定できないですけど、「長期目線なんで、大体の所でイイ!」ってケースもあるでしょうからね。
逆に2つ以上のサインが同時に出ないと買わない!とか売らない!とか、より慎重な判断をするのにも使えます。
テクニカル指標は半分占いみたいもん
こういうテクニカル指標を1つとか2つとか見てるだけで儲かるって話ではないです。AIを使って、今、どのテクニカルを見たらいいのかを判定できるシステムでも作ったら、いいのかもしれませんけどね。。そういう芸当ができない人が、その時、その時で、見てるものを勘で変えるのは、占いみたいな側面もあるので、ある程度参考にするぐらいにしたほうがいいです。一度に全部買わないとか、レバレッジかけないとか、材料(ニュース)をよく確認するとか、テクニカル以外の他の要素も混ぜることで、負けにくくするのが王道かなと思います。
指標1:ローソク足、200日移動平均線、50日移動平均線
まずは、これですね。世界的には、200日と50日を使ってる人が多いらしいです。日本だと、25日と75日(Yahoo!ファイナンス?)、13週と26週(会社四季報?)っていうがよく聞きますが、世界的にはマイナーです。みんなが見てるやつほど当たりやすいです。仮想通貨は世界中の人が見てるので、世界標準に合わせたほうがいいです。MONAコインだったら、日本標準もアリかもしれませんが、MONAは既にオワコンですね。
移動平均線をどう使うか?なんですが、たとえば、200日線と50日線の間まで戻って来てから買う!とか、そういう感じです。
ゴールデンクロスやデッドクロスを見るのもいいですが、200日と50日だと、結構サインが出るのが遅いですからね。かと言ってビットコインの半減期のサイクルをMACDとかで判定するのもダマシが多くなり過ぎます。半減期については、過去の半減期との比較で、ある程度推測するのが良いです。
指標2:MACD
ゴールデンクロスしたら買い、デッドクロスしたら売りとか、そういう感じです。一方、プラス圏でのゴールデンクロスは弱いとか、マイナス圏でのデッドクロスは弱いとか、そういうのもあり、そういう弱いサインは無視するのも良いです。
200日線と50日線とのクロスに比べると、早くサインが出ます。
指標3:スローストキャスティクス
MACDと使い方は似てますが、違う点があり、クロス以外に、80以上は買われ過ぎとか、20以下は売られ過ぎとか、そういう過熱感を見るのにも使えます。
また、MACDよりも、サインが出るのは早いですが、ダマシになる回数も多いです。
指標4:MFI
80以上は買われ過ぎとか、20以下は売られ過ぎとか、そういう感じです。RSIと似てますが、出来高も見てるらしいです。逆を言うと、出来高が無い、株価指数などについては、使えません。私が見てるやつは、塗り分けもしてくれるので、見やすいです。
2023/11/6追記。使ってるのは、「MFI [seiglerj]」ってやつです。他に「MFI+」っていうやつもイイです。こっちは、色が付いてるだけでなく、濃淡もありますね。
指標5:RSI
75以上は買われ過ぎとか、25以下は売られ過ぎとか、そういう感じです。私が表示してるのは、「RSI+」という指標で、ビジュアル的に、普通のRSIより、塗り分けとかしてくれて見やすいです。
指標6:MA Derivation(移動平均線乖離率)
画像では、赤い線と青い線が出ていると思います。赤い線は200日移動平均線との乖離率です。で、青い線は、その乖離率の過去200日の平均をつないだ線です。上下の点線は、乖離率のボリンジャーバンドで、乖離率が正規分布に従うと仮定した場合に、約95%(2ρ:ロー)の確率で収まるはずの範囲を示しています。その範囲を上にはみ出しているということは、2.5%の確率でしか起きない事象ということなので、かなり、過熱感があるということです。できれば、青い線まで寄って来たところで買えたほうがいいですね。
逆に下にはみ出すのも2.5%の確率です。上下にはみ出すのを合わせて5%の確率です。
それと、200日と書いてますが、デフォルトでは、21日です。MFIやRSIとかと、同程度の頻度でサインが欲しい時は21日で見たほうがいいです。長期目線で、でっかい相場の入り口を見るなら、200日のほうがいいです。
まとめ
他にも色々あるとは思いますけど、よく見られがちなやつを挙げてみました。
以上