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炭鉱のカナリア「ハイイールド債と米国債の金利差」の見方@2022/9/24

こちらで見れます。

短期金利との差
https://jp.tradingview.com/chart/?symbol=FRED%3ABAMLH0A0HYM2EY-TVC%3AUS02Y

長期金利との差
https://jp.tradingview.com/chart/?symbol=FRED%3ABAMLH0A0HYM2EY-TVC%3AUS10Y

短期と長期で大きな差は無いですが、短期のほうが、少し先行していることがあるように見えます。

短期のほうを見ておくと、日足で、2022/8/18に(長期なら8/19に)MACDがマイナス圏の深い所でゴールデンクロスしているので、ここから大きく金利差が拡大していることが確認できます。つまり、そこがリスクオフに転換した場面、米国株の売り建てポイントです。ダウのMACDも翌営業日の8/22にデッドクロスしていますので、上記金利差に先行性があります。

また、長期のほうで見て、金利差が4%を越えると、株の暴落のリスクが飛躍的に高まるので要警戒、というふうな使い方をしている方もおられるようです。

これは今後使えそう。。

以上です。

補足

ちなみに、金利差を見るというか、単純にハイイールド債の利率を見ても良いかもしれません。MACDを使うなら、大差ないように思います。MACDは8/17にゴールデンクロスしてます。

また、以前にもご紹介した、ハイイールド債(ジャンク債)で組成したETF(HYG)の価格ほうだと、2022/8/17にMACDがデッドクロスしているので、こちらのほうが、売りサインが早いケースもあるようです。また、こちらだと、リアルタイムに見れる、というメリットもあります。ハイイールド債の利率そのものだと1日単位でしか出てないようです(他に見方があるのかもしれませんが)。こちらも合わせて見ておくといいかもしれません。


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