【常識とは何か?】将来お金持ちになる人の特徴と考え方とは
将来お金持ちになる人ってどんな特徴があるんだろう?よく常識にとらわれるな、なんて言いますが、それって具体的にどういうことなの?そんな素朴な疑問を抱いた事はありませんか?
実際にお金持ちになる人はどのような特徴があるのでしょうか?
なにか特別な特徴や考え方があるのでしょうか?
実は将来お金持ちになる人と私たちは、そんなに大きくかけ離れているわけではないんです。基本的に何が違うかというと、1番大きいのが「物事を見る常識の視点」です。
そして「行動力」です。
基本的に大きくこの2点に将来お金持ちになる人の特徴はしぼられます。
では細かい内容を見ていきましょう。
将来お金持ちになる人の特徴のひとつ「物事を見る視点」
では将来お金持ちになる人の特徴である「常識を見る視点」について見ていきたいと思います。
単純に視点といっても具体的にどういったような常識の見方なんでしょうか?
私たちが普段生活していると、色んな常識があります。それは常識であり、いたって気にするような事でもないので普段はスルーしてしまいがちになります。
では普段私たちが常識だと思っている事ってどのようなものがあるんでしょうか?
いくつかピックアップしてみたいと思います。
・浮気や不倫は悪である
・お金は働いて稼ぐもの
・社長や会社は偉い(逆らえない)
・自分の資産を増やすには貯金する
※ちなみにですが、常識とマナーというのはまた意味合いが違います。常識というのは大多数の人が当たり前と思っている価値観や判断のことで、マナーというのは最低限の礼儀であり配慮のことです。
基本的に一般常識というのは上げていけばキリがないほど多く、確実に誰にでもあてはまるものではありません。簡単にいうと大多数の人が当たり前と思っているものというものになります。
この大多数の人の当たり前が、将来お金持ちになる人からすれば「当たり前だから行動しているのではなく、自分の判断と理由があるから行動している」ということにあります。
常識が当たり前ではない?
これがどういうことかわかりやすく例をあげてみます。
一般的には「不倫や浮気」っていうのは悪い事である、というのが常識的な考えです。
この常識に対して将来お金持ちになりそうな人の考え方っていうのは「不倫や浮気がなぜ悪いのか?」というふうに常識に疑いを持つということです。
大多数の人がこれは黒である、と思っていても本当にそれが黒なのか?自分の判断で考えるということです。
つまり「大多数の意見に左右されない」ということです。
これは将来お金持ちになる人のかなり特徴的な考え方になります。では私たちと将来お金持ちになる人の常識の違いってどんなふうに違うのでしょうか?
お金は働いて稼ぐものという常識
そもそも私たち一般のサラリーマンなどからしたら、どこかの会社で働いて給料をもらう、というのがある意味常識です。
ですからお金をもらう為には就職という選択をするのが一般常識となっています。
しかし、実際にはお金を稼ぐ方法って決してどこかの会社に就職をして稼ぐだけではないのです。では大まかにお金を稼ぐ方法を3つあげてみましょう。
・会社勤めなどをして給料をもらう
・安く買って高く売る
・何かに投資をしてその対価としてお金を増やす
この3つというのは経済の3本の柱であって、経済は基本的にこの3つから成り立っています。将来お金を稼ぎそうな人は間違いなくこの3つを全て視野に入れています。
国を動かしているのは「政治と経済」です。お金を稼ぐ人はこの経済全体をすべて常識と捉えています。
ではその内訳を見ていきましょう。
【労働】会社勤めなどをして給料をもらう
これは経済でいう「一般労働者」であって経済を下支えする1番の基盤となるものです。
もちろん労働者として働いている人が1番多く、公務員などもこの中に含まれます。
当然経済全体にみても労働者として働いている人が1番多いわけですから、会社から給料をもらって生活するという考えが1番人口の中で数が多く、基本的には労働者のまわりには労働者が当然集まることになります。
ですから必然的に一般労働者の中では「給料をもらってお金を稼ぐ」というのが常識となっているのです。
しかし、将来お金を稼ぎそうな人はもちろん労働だけがお金を稼ぐ常識とは思っていません。なぜかというと労働はあくまでもお金を稼ぐ方法のひとつとして考えているからなんです。
【ビジネス】安く買って高く売る
これも経済の大きな3本の柱のひとつです。
もちろん生産や物作りも同じことです。1000円のコストをかけて物を作り1500円で売るということで、安く仕入れて高く売るというビジネスの基本のひとつです。
最近ではインターネットのオークションなどでもそういった売買を行っている人も増えてきましたが、これも安く買って高く売るという典型的な考え方になります。
基本的にビジネスは不特定多数のユーザー(会社や個人)がお金を出すだけの「価値」を提供する事が大前提になります。
将来お金を稼ぐ人は確実にこの分野に大きく重点を傾けています。
そして安く買って高く売るものには、他にも「投資」があります。
【投資】物の価値にお金を投資して資金を増やす
この投資も経済を支えるものとしてなくてはならないものです。投資によって企業が設備投資などを積極的にすることで、仕事が増え労働者の雇用も増え、会社が儲かることによって労働者にも賃金が発生します。
この流れの根本となっているのが投資であって、数年前のアベノミクスの基盤となったものです。もちろんアベノミクスは企業が労働者へお金を回さなかったせいで経済がまわらず失敗に終わりましたが・・・
基本的に投資は今から価値が上がりそうなものにお金を投資して利益を得ます。
例えば不動産投資だと、不動産の価値が1000万円の時に買っておいて、不動産の価値が1500万円になった時に売る。というものです。
投資は「価値が変動するもの」は全て投資対象になるので、株式(会社)や通貨(FX)などもそうですが、原油、金、ワインなど実に色んなものがあります。
もちろん基本は「価値が低い時に買って価値が高くなったら売る」ですので、ビジネスの本質と類似しているようなところがあります。
もちろん将来お金持ちになる人はこの投資に関してもお金を稼ぐ為にまず外せない常識として考えています。
自分の資産を増やすには貯金をするという常識
このことから、将来お金持ちになる人の特徴として「お金は貯金で増やすものではない」と考えているという事です。
この考えの本質は、お金を貯金するのか?お金を運用して利益をあげていくのか?というお金を増やす認識が全く違うということになります。
一般的な私たちの常識というのは「あくまでも労働者としての視点から見た常識である」ということで、お金を生み出す為の常識とはまた別のものだということになります。
社長や会社は偉いという常識
将来お金持ちになる人の特徴として、社長や会社が偉いという常識が基本的に通用しない傾向があります。
これは前述した「常識に疑いを持つ」というのが将来お金持ちになる人の常識ですから、社長や会社が偉いかどうかは自分が決めるというスタンスになっています。
もちろん社長や会社の上司が尊敬できる人間であれば付いていくし、尊敬できなければなんの感情もありません。
当然会社からすれば厄介な存在です。味方にすれば力を発揮してくれますが、会社や経営方針が納得できないものであれば例え社長であっても、これっぽっちの尊敬の念も抱きません。
もし尊敬できる社長や上司がいたなら、どうやってそのスキルを学ぼうか常に考えています。
会社に対してのものの見方自体が少し常識とは違うところがあるといえるでしょう。
将来お金持ちになる人の特徴【行動力】
行動力というのはただ単に行動するのではなく、決断してからの行動力になります。
将来お金持ちになる人の特徴としてはこの行動力が非常に高いという事が言えます。では具体的にどんな行動なんでしょうか?
基本的には人は何か行動を起こそうとする時には、他人の意見というのを重要視します。その理由とはいったいどういう事なんでしょうか?
将来お金持ちになる人と私たちは一体何が違うのでしょうか?
他人の意見を求めてしまう理由
まず何かをすると決めたら行動を起こします。しかし、行動する以上は失敗するかもしれないというリスクは何をするにも付きものです。
当然大多数の人たちは失敗を恐れます。それは当たり前であり当然の心理です。
その当然の心理が私たちの行動を抑制して、本当は決断や行動をとらないといけない局面であっても尻込みしてしまうものです。
そしてそういう時だいたいしてしまう行動というのは「他人に意見を求める」ということです。
自分がとろうとしている行動は間違っていないか?自分がとろうとしている行動に賛同してほしい、などの気持ちが他人に意見を求めるという行動を起こさせてしまいます。
他にも本当はやりたい事を諦める時などもそうです。自分を正当化させる為にも他人の意見を求めてしまいます。
つまり自分の意見を正当化させてくれる意見を他人に求めることによって自分の判断が間違って失敗した時に自分のせいだけじゃない保険と安心感を手に入れようとしているのです。
人間は多数決によって数が多い方に参加することによって安心感を得るようになっているんです。
失敗とリスクを許容できる
将来お金持ちになる人の特徴の大きな部分として、リスクを許容できるという点にあります。
失敗のリスクは誰しも取りたくありません。しかし、何かをやろうとすれば基本的に最初はマイナスからのスタートになるんです。
もちろんお金を稼ぐという事にしてもそうです。
リスクをとらないという事は、基本的に何もしないのと等しいんです。1番大切なのはどこまでのリスクを許容できるか?ということです。
将来お金持ちになる人は、最初からここまでは失敗しても仕方ないと割り切って何かを始めます。
つまり「どれくらいのリスクをとるのか自分で決めている」ということです。
それを自分の決断で実行するわけですから、もちろん失敗しても誰のせいにもできません。
ドリームキラーの存在
将来お金持ちになる人の特徴は「決断」と「行動」が自分の責任でできることにあります。
しかし、将来お金持ちになる人でも必ず難敵が登場します。それがドリームキラーです。
ドリームキラーというのは、他人の夢や希望を常識というカテゴリーの中で、他人の為に諦めたほうがいいよとアドバイスを送ってくれる人のことを言います。
つまり「何かをやろうとしている人に対して、そんなの現実的ではないから諦めたほうがいいよ」と言ってくる人のことです。
しかし勘違いしたらいけないのは別に悪気があって言うわけではないということです。
その人にとっては自分の常識からは外れている事であって、もちろん一般的な常識の範囲内で言っているに過ぎないんです。
ドリームキラーとは一般常識の壁
何かを始めようとする時ドリームキラーが現れるといいましたが、これはまず確実に現れると言っても過言ではありません。
その理由は、一般労働者であるがゆえの「鉄壁の常識」があるからなんです。
人間は多数決で意見の多い方に流れていくという話をしましたが、将来お金持ちになる人の行動というのは、少数派に属します。
常識というのはそういう少数派の人を多数派に引き寄せようとする効力があるんです。
ですから、一般労働者として生活していて、もしビジネスや投資などを始めようとするならばまずはドリームキラーの壁を乗り越えていく事が重要になってきます。
簡単なようですごく難しいことですよ・・・
まとめ
今回は将来お金持ちになる人の特徴として、「常識とは何か?」ということをテーマに話させていただきました。
今までの話な中では、常識というものが悪いものだという見解になっているかもしれませんが、とりわけそういうわけではありません。
ただ単に将来お金を稼いでいく人の特徴としてお話させていただいただけです。
なんのジャンルでもそうなのでしょうけど、人とは違ったことでお金を儲けている人というのは間違いなく「少数派の常識を持った人」です。
スポーツ選手や芸能人などももちろんそうです。
そう言った少数派の人間がお金を稼いだり、光り輝いて見えるのはきっと「人間の本質」である多数派から外れ成功している事にあるといえます。
もちろん多数派の中に入っていれば、他人から見た成功のステージには上がる事は難しいでしょう。
しかし、実際に成功というのは他人が見た成功と、本人にとっての成功は全く別のものである事に違いありません。