見出し画像

ドルと円の動向

直近のドル円は底堅さを示しており、特に前週のFOMCや1月の米雇用統計を受けて、FRBの早期利下げ観測が後退する中で、米長期金利の上昇と共にドル買いが進んでいる。

本日0時発表の1月の米ISM非製造業景況指数が予想を上回る結果となったこともドル買いを促し、ドル円は一時148.89円と昨年11月27日以来の高値を更新。

ドルはファンダメタル的に底堅く推移しており、かなり強いと見れる。

著者の意見として、米国の利下げ先送りと日本の金融正常化が3月以降に見込まれることから、2月中は引き続きドル買いの方向でトレードしていきたい

利下げ時期の後退

テクニカル分析としては、148半ばの抵抗帯に現在は反応しており、抜けた場合の150円付近でのレジスタンスがドル円上昇を食い止めるか米なりそうだ。下がった場合は売りではなく調整と捉え、次のチャンスを待つのみである。

市場の意思としては、引き続きドル円は買いの方針に従うべきだという投資家、アナリストの意見が多数である。

短期的にはドル円が引き続き買いのトレンドにあるとみられるものの、市場の不安定さや技術的な指標、政策動向に注目し、柔軟に対応することが重要だ。現在は、149円を超えるかどうかが近期の重要な課題だが、市場は比較的ポジティブな見方をしており、適切な利食い戦略を取りながら、ドル円のポジションを管理することがベストである。

本日の米経済指標で重要なものはない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?