学生さんに大切にして欲しいこと
こんにちは。最近また部署異動した畠です。
カルチャーからCX事業本部、CX戦略グループです。
CX=カスタマーエクスペリエンス=顧客体験価値
顧客の体験価値を向上、改善していく素敵な部署です。
さて、今回言い渡されたテーマは「自分が就活生に戻った時にどう行動するか、そして自分が思う今のアイセールスにどんな新卒人材が欲しいか」です。
これまた私にとっては難しいテーマです。
なんせ私、大学にも行っていないし、まともな就活もやったことがありません。運とご縁で今まで生きてきたようなもんです。ありがとう神様。
そんな私が偉そうにこんな新卒が欲しいなんて言ったらおこがましい。
なので、私は学生さんにこそ大切にして欲しいことを書こうと思います。
友人は大切にしていますか?
私は大学に行かなかったことを後悔しています。
別に学歴が欲しいわけでも、専門的に学びたい分野があるわけでも、ましてやもっと遊びたかったわけでもありません。いっぱい遊んできたしね。
では何故後悔しているのか?
その理由は「人との出会い」です。
もちろん社会に出てからも沢山の出会いがあります。でも個人的にはこの学生の頃の出会いが一番重要な気がしています。
特に一緒に笑ったり、時には些細なことで喧嘩したであろう同世代の友人ですね。
もし、今このnoteを見ているとすれば、あなたは頑張り屋なのだと思います。だってわざわざ社員noteを見てその会社のことを知ろうとしているのだから。
だからこそ、あなたの周りには素晴らしい友人がいると思います。類は友を呼ぶって言うし。
その友人を大切にして欲しいと心から思います。
社会に出ると必ず挫折する瞬間が訪れます。自分ではどうにも出来ないほど落ち込むときもあります。その時に支えてくれるのはその友人だったりします。
そして同じ頑張り屋の友人は社会でも活躍する可能性が高いです。ビジネスの面でも一緒に何かやったり出来るとすごく楽しい社会人生活が待っています。
私ももちろん友人は居ますが、大学に行ってもっと色んな人達と出会いたかったな〜と思うわけです。
店員さんには親切にしていますか?
学生と社会人の大きな違いは何でしょう?
私はサービスを提供する側かサービスを受け取る側かの違いだと思っています。
企業に入り働くということは、どこかの誰かにサービスを提供することです。その対価としてお給料をいただくわけです。
でも学生のうちは基本的に費用を支払ってサービスを受けています。(バイトは除く)
もしコンビニやファミレス、今だとUberEatsの配達員さんとかに横柄な対応をしているのであれば、即改善しましょう。
その横柄な対応は自分がサービスを提供する側に回った時に返ってきますよ。世の中そんなもんです。
逆に「ありがとう」の一言でも伝えるようにしましょう。
企業に入り、サービスを提供する側に回ると実感しますが、何よりも嬉しいのはお客様からの「ありがとう」です。
そしてそのたった一言の「ありがとう」を貰えるまでには膨大な努力や失敗が隠れていたりするもんです。だから本当に嬉しい。
実際に社会で活躍している人の多くは礼儀正しく、感謝に溢れている人が多い気がします。
両親に感謝は伝えていますか?
両親への感謝。
ここ数年、自分が家庭を持ってから特に大事にしているし、一緒に働く仲間には両親に対して感謝の心を持って欲しいと思っています。
家庭を持つっていうのは大変なことです。ましてや子供を育てるのは本当に大変。もちろん、その分の喜びや楽しさもあるけれど。
世の中には色んな家庭があり、すべての家庭が幸せではないということも理解した上で、それでも感謝すべきだと思っています。自分が存在している。それだけでもありがたいことです。
私は23歳のとき、父親と覚えている限りでは最後の大喧嘩をしました。理由は私の転職。自動車整備士から営業職へのチャレンジを決心したときです。
これだけ聞くと何で?ってなると思うんですが、今だと怒った父の気持ちもわかります。
私が大学進学をしなかった理由の一つに親の会社の倒産があります。子供ながらに「家のこと支えないといけないかも、、、」とか「奨学金もらってまで行く意味はないな」とか考えていて、特に魅力も感じなかった工場の求人票なんかを眺めていました。(この時就職支援の先生と大喧嘩したのはまた別の話w)
そんな時に父が「今の時代、技術職でも資格持っとらんと使いもんにならん、資格が取れる学校にいけ」と言ってきました。
すかさず私は聞きます。「いや、金は?専門学校でも結構掛かるよ」
父は「専門学校ぐらいやったらなんとかしてやる、車が好きなら整備の学校に行け。資格取ってから働け。」と言ってきました。
まぁ、そんな感じで専門学校に行かせてもらったんですが、専門学校も結構お金はかかるもんで、2年で200万ぐらいはかかってるんですよね。
当時の私の家にとっては決して安い金額じゃないんですよ。
そんなやりとりを経て、資格を取って、就職して、やっと技術がついてきたところでいきなり「や〜めた」ですからね。そりゃあ、父も怒ります。
そして営業で全国を飛び回る日々が始まります。当時、両親や友人と電話では「まさや、今どこ(何県)におるん?」から会話が始まっていましたw
父からも毎月電話がかかってきていましたが、言われるのは「頑張れ」だけ。特に何も聞かれません。恐らく私の本気度をチェックしていたのかなと思っています。あと少しの心配。
そんな生活を数年続けていたある日、お酒を飲んでいる父が母に「心配せんでもいい。まさやはもう自分で仕事のことはなんとか出来る」と話しているのを目撃して23歳のときに何であんなに怒ったのか理解出来ました。
恐らく父があの時に怒ったのは、中途半端に整備士という仕事を手放したからだと思います。そしてそのまま簡単に色んなものを投げ出すようになるんじゃないかと心配したのかなと。
その時に感じたのが本気で私を育ててくれていたんだなぁということ。
基本的に親は子供に「不幸になれ〜」とは思いません。たくさんの「幸せになってほしい」という願いのもと、存在している人がほとんどです。
大学卒業までで考えても22年間も願い続けてくれているんです。
その辺のお坊さんも真っ青の願いっぷり。ありがたいですよね。
まとめ
長くなりましたが、私が学生さんに大切にして欲しいことは
「身近な人への感謝」です。
これが自然とできる人は必ず活躍できます。
むしろ身近な人を思いやれない人がどうやってお客様のことを考えられるというのか?
どんなに頭が良くて優秀だろうが身近な人を大切にできないような人はアイセールスには必要ありません。
身近な人への感謝を忘れず、身近な人の可能性を信じ、身近な人達すべてを幸せにしたいと思っている人。
そんな人と働けたら嬉しく思います。
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