コロナ禍でスーツ需要が減る理由
新型コロナウイルスの影響で経済が大打撃を受けていますが、スーツや仕事用の靴もその中の一つと言えるかと思います。
スーツや革靴を購入する機能としては、それらを得ることによって
・良いものであれば人に良く見られるといった好子出現
・チープなものを身につけることによって低く見られることを避けたい
といった社会的な欲求を満たしてくれます。
しかし、リモートワークなどが推進される現在においては、画面上で良いものを着ているかいないかということもわかりにくくなるため(靴に至っては相手の目に触れられない)、これらを得ることによる成し遂げたい進歩というものが必要なくなるわけです。
よって需要が低下することで売上が低下していきます。
これはスーツに限ったことではなく、アパレル全体として需要が低下している原因となっているように思えます。
普段の生活や身内との旅行というものに対して、服は必要になってきますが、そこまで社会的なものを気にすることがなく、必要最低限で済ましてしまうことをコロナ禍が引き起こしているわけです。
どうせ、そこまで人と合わないし、気張る必要はないか。
という心理が今起きているのではないでしょうか。