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私の好きだった曲⑮:『君の瞳に恋してる』
私の好きだった曲(1980年代洋楽しばり)の第15回は、遂に真打ちを登場させることになります。ボーイズ・タウン・ギャング(Boys Town Gang)『君の瞳に恋してる Can't Take My Eyes Off You』(1982)です。
名曲だと信じている
この曲のオリジナルは、1960年代に遡ります。フランキー・ヴァリ(Frankie Valli 1934/5/3-)が歌って、1967年に全米チャート2位を記録した大ヒット曲です。その後も多くのアーティストにカバーされてきているものの、ディスコ調にアレンジされた1982年のボーイズ・タウン・ギャング版のこの印象が圧倒的に強烈です。
手許にレコードを持っていなかったにも関わらず、当時よく耳にしていた楽曲で、今でも時々耳にすることがあります。体育祭や文化祭でも、出しものに使われていた印象があります。私と同世代の人々にとっては、スタンダードの一曲といってもよいのではないかと思います。時代の空気を感じさせつつも、普遍的でキャッチ―なメロディーは不朽の名曲です。
1980年代の空気感に包まれたい時に
この曲を聴くと、私の青春時代、音楽の嗜好のルーツは、やはり1980年代なのだと痛感します。私は1981年4月に中学校に入学し、1991年3月に大学を卒業しており、この10年間に体験したことが、凝縮されて現在の自分を構成する土台になっています。
1980年代の楽曲は、熱心に聴いていた曲であれ、耳にした程度の曲であれ別格であり、1990年代、2000年代もそれなりに音楽は聴いていた筈なのに、心への響き方が全然違うように感じます。1982年といえば、1970年代後半に旋風を巻き起こしたディスコ・ミュージック・ブームは一段落していた筈です。時代の最新の音に敏感な人々には、やや時代遅れのパロディー感を漂わせているところが、逆に1980年代を強く意識させる一曲になっているように思います。
謎のボーイズ・タウン・ギャング
この曲を大ヒットに導いた、ボーイズ・タウン・ギャングというグループについて、これまで強い関心を持って調べたことはありませんでした。この曲の素晴らしさが突出し過ぎていて、殆ど興味を惹かれませんでした。楽曲だけで音楽シーンに君臨している奇跡の一曲だと思います。
この曲が好きだと衒いなく言えるかどうかは別として、親しみを感じる私と同世代の人々は少なくないと思います。
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