【ATL】Fred McGriff殿堂入り
おはようございますこんにちはこんばんは。
BravesのレジェンドFred McGriffが殿堂入りを果たしました。
ということで今回は彼のキャリアとBraves時代について触れていきたいと思います。
殿堂入り
現地12月4日、アメリカ野球殿堂はFred McGriffの殿堂入りを発表しました。
今回彼が選出されたのはベテランズ委員会による投票でした。委員16人のうち12人以上(75%)の得票数が必要となりますがMcGriffは満票での殿堂入りとなりました。
アメリカ野球殿堂はMLBなどで顕著な活躍をした選手や監督・コーチ・審判員、また野球の発展に大きく寄与した人物に対してその功績を称えるものです。
1936年に最初の殿堂入りの5人が選ばれてから今日まで歴代の名選手がずらりと並んでいます。
殿堂入り選考の対象となるのは、MLBで10年以上プレーした選手のうち、引退後5年以上が経過した選手です。その中から適正審査委員会によって候補者が選ばれ、毎年投票が行われ投票率75%以上を獲得すると殿堂入りとなります。
しかし10回目の投票までに75%の得票を得られないと11回目からは候補から除外されてしまいます。
その候補者達は現役引退から15年後以内に殿堂入りできなければベテランズ委員会がその選手を審査し始めます。
時代を4つにくぎり投票を行います。
1871年~1949年 Early Baseball
1950年~1969年 Golden Days
1970年~1987年 Modern Baseball
1988年~ Today's Game
の4つです。今回はToday's Gameの中からMcGriffが選ばれました。
またベテランズ委員会による投票のうちMcGriffは満票だったそうです。Bravesファンとしてとても嬉しいです。おめでとうございます!!
McGriffのキャリアを振り返る
1963年にフロリダ州タンパで生まれたMcGriffは1981年ドラフトでNew York Yankeesから9位指名を受けプロ入りします。
その後86年にTORでメジャーデビューを果たします。
89年には36本塁打でAL本塁打王に輝きました。
92年にはSDで本塁打を獲得し両リーグでの本塁打王獲得となりました。
93年7月18日のトレードでBravesに移籍しました。そして95年にはプレーオフで4本塁打、9打点と活躍しのBraves世界一に大きく貢献しました。
その後も活躍を続けますが97年11月18日のトレードで当時できたばかりの新球団Devil Raysに移籍します。
2000年に400本塁打、2000本安打を達成。
2004年に引退しました。
通算成績
2460試合 2490安打 493本塁打 1550打点
72盗塁 打率.284 出塁率 .377 長打率.509 OPS.886 WAR 52.6
本塁打王2回 (1989年、1992年)
シルバースラッガー賞(一塁手部門)
3回(1989年、1992年、1993年)
MLBオールスターゲーム選出:5回(1992年、1994年 - 1996年、2000年)
「2023年殿堂入り」
Toronto Blue Jays 1986〜1990年
San Diego Padres 1990〜1993年途中
Atlanta Braves 1993〜1997年
Tampa Bay Devil Rays 1998〜2001年途中
Chicago Cubs 2001〜2002
Los Angeles Dodgers 2003年
Tampa Bay Devil Rays 2004年
通算で稼いだWAR52.6はTed Simmons (50.3), Orlando Cepeda (50.1) などの殿堂入り選手と比べても上であり今回殿堂入りできてよかったと思います。
終わりに
今回Fred McGriffが殿堂入りしたことを大変嬉しく思います。ぜひBravesのロゴで殿堂入りしてほしいと思います。それでは!
フォースと共にあらんことを