ハイドロゾルの使い方 その1
今日は講師仲間とお互い日常になっている植物療法を語り合いました。
「私はとにかくチンキ派。いちばんよく使うアイテムかなー」
「へぇー、私はハイドロゾル派。いちばんよく使うわー」
みたいな。笑
そこでここでも私のお気に入りのホームケア、セルフケアなんかを書いてみたいと思います。自分のための記録もかねて。
今日はハイドロゾルを。
ハイドロゾル(芳香蒸留水)って、どんな風に使えばいいですか?とよく質問を受けますので、今日は私のおすすめの使い方を書いてみます。
もちろんハイドロゾルの種類によって、使用目的が変わってくるのですが、使い方としてはどれもほぼ同じです。
おすすめの使い方
1 化粧水、ボディローションとしてお肌に塗布
精油と違って、原液で使っても安心なのがハイドロゾルの特徴です。不安な方は敏感肌の方は水を足して2倍、3倍に希釈するといいですよ。芳香成分の含有量は0.1~0.01%といわれており、禁忌もほとんどありません。低濃度ですが、その香りや味から水とは明らかに異なり、芳香成分の分子量の小ささから外用、内用ともに体内への吸収が行われやすく、けれども濃度が低いため作用は穏やかに発揮されます。
私はグリセリンやチンキ剤を足して化粧水を作るときもありますが、そのまま使用することも多いです。
2 スカルプケアに
適量を頭にスプレーして、頭皮マッサージに使っています。頭皮マッサージは抜け毛が気になる人のケアと思われ勝ちですが、実はそれ以外にも、顔のたるみにも関係しています。顔の筋肉は頭とも繋がっていますので、加齢による頭部の筋肉の衰えは顔の全体のたるみとも関係しているのです。
以下、おすすめのハーブと頭皮や紙のタイプです。
ローズマリー ・・・抜け毛が気になる方に、頭皮の油分が気になる方に
ラベンダー・・・ニオイが気になる方に、頭皮が敏感な方に
ゼラニウム・・・フケが気になる方に、髪のパサつきが気になる方に
3 うがいやマウスウォッシュ、手指消毒に
我が家ではユーカリやローズマリーのハイドロゾルは薄めてうがいに使っています。
濃度はホワイトリカー:ハイドロゾル=1:1または1:2で薄めてください。
市販のものより気持ちよく使えていますし、効果も実感しています。
手指の消毒にはアルコール:ハイドロゾル=2:1と割合を逆にしています。
刺激も強くなくて、手指の荒れも起こりにくく、香りにも癒されます。
内用やお料理に使う方法はまた改めて記事にしたいと思います。