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Herbal Eau de Cologne~2022夏の香り~

私、この夏はやりたいことをやっている。
以前、職場で
「まりさんのやりたいことばかりやっている」とか
「まりさんのやりたいことをするんじゃなくて、会社としてすべきことをしないと。」
ということをある男性から言われて、「はぁ???」となる出来事があった。

私はやりたいことのほとんどを眠らせていて、会社のことを第一に考えて動いていたつもりだったけど、、、、
何の根拠があってそんなことをいうのか、全く意味がわからなかったけど、もともと分かり合える人ではないということが後から判明したから、そこを追求するのはやめた。

そしていろいろな環境の変化があり、今は本当の意味で好きなことができている。
ずっとやりたかった講座もできている。
なかなか取り組めなかったウェブストアにも本格的に着手できている。
そしてそして。
ずっとやりたかった調香や化粧品づくりに取り組めている。
あえて言うならあと一つ、、、、サロンやバーもやりたいのだけど、、、、それはまだ封印。笑 やはり柱が出来上がってからだ。

調香は人一倍いろいろ勉強したり、キャリアを積んだ自信がある。
エステティシャン時代は、香水の老舗ブランド・ゲランでずっと働いていたから、香り商品のトレーニングはみっちり受けた。
ハーブ&アロマで独立してからも、定期的に香水作りの仕事を引き受けていたし、今も空間の香りのデザインなどもさせていただいている。

私が香り関係で本当にやりたいのは、パルファンとオーデコロンなどオリジナルの商品を作ること。
自分の思いを表現する方法として、香りの作品を創ってみたいのだ。

そして、高級な香水を作るというよりは、もっと香りを日常にしてほしいから、デイリーフレグランスという概念でカーディガンを羽織るように、気軽に香りを纏う商品を作りたいと思っている。
なぜかというと、いい香りに包まれるというのは、単なる自己満足だけではなく、予防医学の観点からも大変重要なことがわかってきているからだ。

現在様々な研究や実験からわかっていることは
●香りの免疫系に対する効果
快適な香りをかぐと、唾液中の免疫抗体である分泌型イムノグロブリンA(S-IgA)の濃度が上昇するが、不快臭の場合は変化が見られなかった。
●スリミング効果
グレープフルーツなど交換神経系を活性化する効果が認められる香りはスリミング効果に寄与している。(ゲランでも、痩身メニューのときはアクアアレゴリアシリーズのパンプルリューヌを利用していた。いい香りで私も癒されていた 笑)
●香りによる皮膚バリアの恒常性維持機能に対する効果
ストレス緩和効果のある香りを嗅いだ場、香りがない時に比べて、バリア機能回復の遅延が有意に改善されることが判明している。
これは香りが脳を刺激し、神経系や内分泌系を通して皮膚機能が改善したとみられている。

このように芳香が心身にもたらす影響は、私がアロマテラピーやハーブを勉強し始めたころとは大きく変わってきている。
今後私は、スキンケア商品はもちろんのこと、オーデコロンのように直接お肌に塗ったりするものではないけど、自分の好きな香りを身に纏うことで間接的に美肌や健康維持に役立つような商品を創っていきたいと思っている。

少量しか創っていないということもあるのだけど、先日創作した
「2022年夏の香り」は、サンプル価格でお手頃なお値段ということもあってか、ありがたいことにあっという間に完売してしまった。
これは夏の香りとして、定番にする???
いいえ。
香りの組み立ては、その時の自分のインスピレーションを大切にすることも大事な作業なので、来年の夏は今年とはまた違うブレンドになるかもしれない。

調香は結構時間とエネルギーを要する。
トリートメントと同じくらい、神経全集中する。
だから簡単にポンポン創り出せる商品ではないのだけど・・・・
せめて季節の香りは表現していきたいな、と思っている。

せっかく好きなことができる環境になったのだから・・・・。



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