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1歳9ヶ月の息子、託児所デビュー

息子が生まれてからずっと育休中なので、保育園に預けることなく自宅保育で1年9ヶ月を過ごしてきた。
私の予定があるときは実家に息子を預けていたので一時保育も利用したことがない。


この度、二人目を妊娠したので妊婦検診へ行く必要が出てきた。検診は子どもの付き添いが出来ないのでとうとう息子の託児所デビューを迎えることになった。

この1年9ヶ月、たまに半日実家に預けることはあったけれど、息子とはほとんど離れたことがない。
いまだに私の姿が見えなくなると泣くこともある息子、無事に託児所デビュー出来るのだろうかと不安を抱えて産婦人科へ向かうことになる。

息子がお世話になる託児所は産婦人科と同じ敷地内にあるところ。
産婦人科の受付のときに簡単な問診票を書いて、それを持って託児所へ行くというシステム。
検診の間見ていてもらえるので大体1時間くらい預けることになる。

今までに3回お世話になってきたので、これまでの記録として残しておこうと思う。


1回目

預けるときにどれだけ息子が泣いても、笑顔でサッとその場を離れることにしよう、と心に誓ってどきどきしながら託児所に向かった。

託児所のインターホンを鳴らすと保育士さんが出迎えてくれた。
玄関口で息子の靴を脱がせる。ここまでは息子も機嫌が良い。

問診票とおむつ、飲み物を保育士さんに渡してその場を離れようとしたとき、置いていかれると察した息子が泣き出した。

「すぐ戻るからね。楽しく遊んでてね」と声をかけて、心を鬼にしてその場を離れた。

検診が終わるまでの間、息子は大丈夫だろうか、ずっと泣き続けて疲れていないだろうか、と気が気ではなかった。

だけど、検診が終わってお迎えに行くとケロッとした様子で出てきた息子。私の顔を見て「お!」と言いながら指を差してきた。

保育士さんによると「あれから車のおもちゃを見つけて泣き止んで楽しく遊んでましたよ」とのこと。
なんだか拍子抜けしてしまったけれど、車のおもちゃ、ありがとう。


2回目

1回目が意外と平気だったので今回も大丈夫だろうと余裕が出てきた。

案の定、預けるときも笑顔でバイバイすることができた。
案外すんなり託児所に慣れてしまった。

お迎えのときも笑顔で出てきてくれるかな、と期待して行くと意外や意外、「来るの遅いんですけど!」とでも言いたげな態度で出てきた息子。その後ろから同じ歳くらいの男の子がついてきていた。

「お友達と車のおもちゃを渡し合いっこして遊んでたんですよ」と保育士さん。

息子の主張は「来るのが遅い」ではなくて「来るのが早い」だったのだ。
「早くお迎えに来すぎちゃったかな、ごめんね〜」なんて言いながら嬉しいやら寂しいやら複雑な感情を抱くことになった。


3回目

前回お友達と遊べていたのだし、もう大丈夫だろうと余裕で託児所に向かうと、靴を脱ぐ時点で泣き出した息子。

驚いたものの、1回目と同様に「すぐ来るからね〜」と言ってサッとその場を立ち去った。

なんだかんだ車のおもちゃで遊んでいてくれるだろうと思いながら検診を終えて、お迎えに行くと泣きながら息子が現れた。

保育士さんの話だと、遊びながらもときどき思い出して泣いていたらしい。

まだ意味のある発語がほとんどない息子は私を指差して泣きながら「びーびー!びー!びーびーびー!」と何かを訴えていて、息子には悪いなと思いながらも笑ってしまった。

3回目にして初めに予想していた結果になってしまった。今までがスムーズに行きすぎていただけなのだけど。




ここまでは2週間ごとの検診だったけれど、次からは4週間空くのでどうなるのか全く想像がつかない。

次の検診を来週に控えた今、少し緊張している私がいる。

いずれ3歳になったら保育園か幼稚園に行ってもらう予定なのでこういうのは早く慣れるに越したことはないよな、と思う。


一緒に慣れていこうね、息子よ。


それでは。

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