自由と責任。フリーランス美容師4年目、仕事と生活のバランス
美容師としての仕事と、
子育てを両立させる
フリーランス美容師として、
4年目を迎えた私。
はたらく事と暮らすことの
バランスについてお伝えしようと思います。
男子3人の母でもある視点から、
どのように日々の時間を
やりくりしているのか、
どのような工夫をしているのかを
ご紹介します。
仕事と家庭を両立させるために大切なのは、
計画性と時間管理、
そして柔軟性だと思っています。
そして家族やお客様、
関わってくださる方とのコミュニケーションも
欠かせません。
特にフリーランス(個人事業主)として
働く場合は、
自分でスケジュール管理も
しなければならないし、
今までは会社がやってくれていたような
事務的な作業もやらないといけなくなります。
今まで頭の中になかったことで、
仕事の受け手を選ぶ
ということも、能力が重要です。
今日は実際にやった事を交えて、
感じたことも書こうと思います
この記事を読みながら、
はたらく事と暮らすことの
バランスを取りながら
美容師として成長していくヒントを
見つけてもらえたらとっても嬉しいです!
実際に動ける時間を書き出した
みなさんは手帳って持ってますか?
私は4年前までは、持ってはいたけれど
マンスリーしか使ってなかったんです。
その日の予定がわかれば
どうにかなってたので。
フリーランスになって、
「自由に時間が好きなように使える!」
って思った私ですが、
実際は思っていた以上に
自分が自分の好きなように
自由に使える時間
は少ないなという体感です。
理由としては、
サロンワーク以外の
自分がやらなくてもよかった仕事も
全部自分でやらなくては
いけなくなったことが大きいなと思います。
例えば
SNS発信もそうですし、
仕事の打ち合わせで人に会うとかもそう。
ブログや自分のことがわかる媒体の
更新やテコ入れ。
(ホームページやリットリンクなど)
私ならカルテを書いたり、
材料屋さんとのやりとりなんかもそうです。
売り上げの管理や、内訳などと
数字の管理。
年に一度の確定申告もあります。
このサロンワーク以外の時間を
私は軽く考えてしまっていたのですが、
実はかなりの時間を充てている
ということに気がつきました!
規模感は違えど、
フリーランスはこれらをひとりで
やる必要が出てきたわけです。
さて、まだまだ手のかかる
子供たちを抱えながら
どこでその時間を作ろうか?
フリーランスになってから正直、
365日、
仕事をことを考えない日は
ほとんどありません。
はじめは昼夜関係なく、
出来るときに、思いつくままに
PCを開いて、スマホも見ながら
作業したりもしていました。
はじめのうちは、
「軌道に乗せるまでは!」
「慣れるまではやらなくちゃ!」
って思ってやっていたのですが、
途中から
「あれ?そういえば、
何のためにフリーランスになったんだっけ?」と思ったんです。
勤務時間も休みの日も
自分で決められる自由は最高ですが、
決まってない=いつでも仕事ができる
事もできるわけです。
365日はたらく事も出来ちゃうわけです。
そうなると、
子供との時間もひとりでゆっくりする時間も
常に仕事のことを考えていて、
暇さえあれば
PCとスマホを見ている時間が
多くなりました。
そこに、家のこと、
子供たちのこともやらないといけなくて
自由になったはずなのに、
全然暇じゃない!
むしろ忙しい!!!
という状態に。
そこで知り合いの人に
手帳の使い方を教えてもらって、
今の自分がどれくらい
動けるのか、見える化したんです。
そうしたら、私の場合は、
やることを詰め込み過ぎて
寝る時間も削らないとこなせない
状況だということがわかって、
まず先に、
休みをキープする
ということを最優先にしました。
よく言われる、余白というものですね。
ひとりでやるって、
なによりも健康が最最最優先!!!
これは声を大にして伝えたいです。(笑)
そして
自由に動ける時間は
想像以上にありません!(笑)
今は土日は基本的に
家族どの時間に充てていて、
平日3日ほどサロンワーク。
(基本10時〜16時)
片付けが終わって、
保育園にお迎えに行って
帰宅するのがだいたい17時半とか18時。
残りの平日2日で
事務的な仕事や打ち合わせ、
仕事の下見など
サロンワーク以外の時間に
使っています。
朝家を出てから帰るまでの時間は
勤めていた時と実は
そんなに変わらないんですよ、実際。
(下手したらそれ以上!)
でも、
全部自分で決めて
子どもたちを手の届く範囲で見守れて
働ける距離感
というのは
フリーランスの特権で、
全部自分の責任になるからこその自由
もあります。
3人手のかかる子がいる今の私には
この距離感が心地良いです。
心地よく働ける距離感は
人それぞれだし、
来年再来年、
数年後には私も進化して
気持ちに変化があるかもしれません。
独身の時にはその時の
心地よさがある。
でもその時の自分と
今の自分を比べてしまうのも
違う気がして。
人生のステージごとに
自分のストーリーをどう生きるか?
過去でも未来でもない、
今を見る事が
本当に大切だと思います。