ルイーズ・ブルジョワ展に行ってみて
「ルイーズ・ブルジョワ展:地獄から帰ってきたところ 言っとくけど、素晴らしかったわ」
六本木にある、森美術館にて、
「ルイーズ・ブルジョワ展」に行ってきました!
ルイーズ・ブルジョワは、1911年パリ生まれ。
20世紀を代表する最も重要なアーティストの一人です。
幼少期に経験したトラウマをインスピレーションの源とており、二項対立に潜む緊張関係を探求し、それを作品に表していました。
また、男性と女性の作品、女性を表現した作品等もあり、フェミニズム面も作品で評価されています。
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私的には、二項対立を表している作品だというものの、恐怖や不安等、負の部分が全面に出ているように感じました。
20世紀を代表する人物は多数存在します。
マリー・ローランサン
シャネル
ピカソ 等
キリがありません。
私が知っていた20世紀の有名人物は、
「成功したけど、孤独だった」
と言われる人物も多かったものの、
華やかな作品のイメージです。
ですが、今回見に行った作品は、
「負」の部分を表現している作品でした。
この作品を見て、初めは怖い印象を持ち、心が痛かったです。パリ20世紀に生きている人たちの考えや生き方に憧れていた分、見ていなかった部分を見た感覚があります。
また、ブルジョワの「過去」や「依存」を過去の私と重ねたものの、思考が全く違うこともとても考えさせられました。
もっとこれからもいろんな作品を見て、
考えて文章にまとめていこうと思いました
作品名に「無題」が多く、見ている人たちが作品名を考えられるようにしてるのかと最初思ってみてましたが、「無」や「負」の感情を表して「無題」にしているのではないかと途中で思い始め、それもまた考えさせられました。
「なぜ、「無題」なのか」