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旅行しただけでは分からない、シンガポールのあれこれ【第2回】

【このまとめを書こうと思った経緯】

シンガポールに来てから、異文化に触れる毎日の連続でした。

長期間同じ国に滞在していると、最初は非日常に感じていたことも、徐々に自分の日常の一部分として取り込まれ、新鮮さを感じなくなってしまうと思います。そこで、今回はあえて初心を振り返り、最初は不思議に感じていたこと、異文化だと感じたこと、面白いと思ったこと等を思いだし、箇条書きにして書き出してみることにしました。

また、シンガポールに来たことのない人にとっては「読み物として結構面白いかも?」と思ったことも、公開しようと思ったきっかけの一つ。あまりに多くの事に触れたので、自分の頭の中で整理したかったというのもあります。

旅行しただけでは分からないシンガポールが見えてくると、書いた身としても嬉しいです。

数回に分けて、投稿していきます。今回は第2回目。第1回の記事はコチラから。それでは、どうぞ。

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11. 中国系インドネシア人の中でも、出身地によっては北京語が話せる人とそうでない人がいる。

→(すみません、シンガポールネタから少し逸れてしまいますが。)ジャワ島出身の中国系インドネシア人は北京語が話せない人がほとんどだが、その一方でメダン等の地域出身の人はマンダリンを少し話せる。インドネシアでは昔中国系の人に対する大きな弾圧があった歴史から、北京語を話せない(教えられない)まま育った世代が多いのかもしれません。

12. シンガポールには心霊スポット(自殺者)が結構多い

→意外と知られてないかもしれませんが、凄まじい競争社会のため、自殺者は多いです。有名な所で行くと、オーチャードの高島屋。霊感の強い友人によると、MRTにも結構乗り込んでくる事があるらしく・・・MRTは飛び込みが出来ないよう柵があるため、この国では高層ビルからの自殺者が多い。

13. 大学での成績によって、就活の際に申請できる会社が決まってしまう

→Aランクの会社はGPA何点以上とか、そんな感じ。そのため、シンガポール人はテスト前になると鬼のように勉強する。これはもう本当にすごい。

14. でも普段図書館で勉強しているのは大抵大陸出身の中国人。

→よくよく観察していると、見た目ですぐ見分けがつくようになります。大陸出身の学生達は男女問わずメガネ率がハンパない。

15. 本国中国で奨学金を得て南洋理工大学に留学に来ている学生がものすごく多い。

これを通して毎年100人単位がシンガポールに来ている。人数は多いが、国内の高校でトップの成績を納めてきた選ばれし奨学生たち。非常に優秀、勤勉な人が多い。卒業後は米国の院に進んだり海外へ行く人も多い気がする。

16. シンガポール人は大陸出身の中国人のことを嫌いな人が多い。

→これには最初びっくりしました。大陸訛りの発音を聞くのも嫌という人もいる。けど、大学の寮で暮らしていると、そうなってしまうのが少し理解できる事も・・・例えば、私の寮では電子レンジで洗濯物をチンしている人がいて、シンガポール人学生から非難を買ってました。大陸出身の人でも、良い人は数えきれないくらいいるのも事実ですけどね。

17. クロックスよりもビーサンの方がお洒落と見なされる。

→クロックスはいたらダサいやつと思われます。要注意。靴擦れ(ビーサンズレ)した時専用の絆創膏が売っていますよ!

18. シンガポール人女子はガニ股歩きの子が多い。

→長年履いているビーサンのせいだろうか?日本人男子からは不評。

19. タクシーは大抵ヒュンダイ

→日本車のタクシーも見かけますが、やはりヒュンダイが主流です。

20. 英語は基本的に皆話せるものの、欧米人の英語と自分の発音(シンガポール人訛り)を比べてコンプレックスに感じている人もいる

→実際「欧米人のような英語を話したい」という意味を表すシングリッシュがあります。

第3回につづく。

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