疑心暗鬼 ver.Sou ~CDvs動画のお話~
今回も歌ってみたの中から
1stアルバム「水奏レグルス」にも収録されている曲
『疑心暗鬼』▼についてお話を。
大人の色気漂うかっこいいデジタルロックの曲で、次々と畳み掛けるメロディが癖になる。
本家を知らなかったので、初めて聞いた時にイントロで
なんか激しそうな曲だけど
こういうのもSouくん歌っちゃうの…!?と
妙にドキドキしながら聴いたのを未だに覚えてる。
当時のSouくんは高校生。
いざ歌を聞いてみると…
いつもの可愛らしさは一切感じられず、
かっこいい雰囲気を全面に醸し出していて
その吐息混じりのクールな声に、
いい大人も顔負けの色気はどういうこと…?と、困惑した笑
サビで“艶めかしい”って歌詞が出てくるんだけど
それはSouくんの歌声に特大ブーメランだと思ってるよ、リスナーは。(大真面目)
そしてこの曲、動画とCDで明確に違っていて。
CD音源はとにかく綺麗。
MIXも歌い方も動画ほどくせがなくなって、だいぶ聴きやすく調整されてる。
最初聴いた時はやはり動画よりも完成度は上がったと素直に感動した。
だけど、、
私には正直綺麗になりすぎた感があって
とくに動画を聴いてから聴くと、完成度は上がってるものの少し物足さを感じた…
というのも、大袈裟に言うと
CDだと音楽と一緒にSouくんの声もキレーに電子化されちゃった印象(特にサビ)なのよね^^;
Souくんの持ち味である、あの感情込めた歌い方が
若干削れてしまったように私は思う(あくまで個人の感覚)
たとえば動画では語尾を伸ばすような歌い方してるのに対し、CDでは一切なくなってて
終始サラっとした歌い方になってる。
この曲はどちらかと言うと感情よりもリズム感が大事だと思うので、
テンポよく進む方がいいのはよくわかるんだけど(実際流れはCDのがかっこいい)
Souくんに至っては多少癖を残しておいてほしかった…
(カットされた部分にこそ魅力が詰まってたと思うオタクリスナーなのでした…)
ただ、だからと言ってCD版のSouくんの魅力が足りないとか言いたいわけでは決してない。ここ大事。
これだけ言ってて何だけど、ひとつひとつの歌い方自体は変わってなくて(Souくんの凄いところ)
かっこよさも色気も申し分ないくらい出ているし、
聞く人によっては歌が上手くなってると評価されるくらい確かに安定していて、完璧なほどの魅力がある。
普通に聴けばこちらのがいいと言う人が多いだろう。
でも彼の微細な歌い方に注目してるリスナーとしては
歌の表現をより鮮明に感じ取れた動画版を一概には捨てがたい…!というだけ。
なので、マニアックなオタク評価としましては
楽曲全体はCDがいいけど、“Souくんの歌”を聴くなら動画がいい、、という結果になってる。笑
前にも言ったけど
これはこの曲に限らず何曲かあって、動画とCDでどっちがいい!とはっきり言うのは中々難しくて…
結論お互いの良さがあるって事なんだけど
なんせ動画の時もCDの時も
制作側は最高の作品を意識してつくってるわけなので、それはそのはずなのよね、、
Souくんなんて本当日に日に歌声も進化してるし、どっちがいいとか正解は明確にはないと思うし
技術面の新旧やその人の好みによって甲乙つけられていくだけで、元々はどちらも最高が込められているのは確か。
というわけで、だったらどっちを聴くの?
と聞かれると
(Souくんの歌声が)好きだからどっちも聴く!
という極論で通してる。笑
事実何だかんだどっちも同じくらい聴いてるんだよね…
─最後にここからはまた個人の好きポイント。
全体的な加工はCDのが好きかも。
動画版2番サビ最後
“amazing world”の音程が上がってるの何気に好きなアレンジだったけど
CDでは却下されてたの残念だった笑
ラスサビ
“限界の(生命よ)”の力強く歌ってたとこも好きだったけど、CDでは動画ほどの迫力なくなっちゃった、、
“KISEKI”の音飛びアレンジはそのままで良かった!
2番サビ前“生きれるのかい?”の歌い方はどっちもセクシーすぎる。そもそも終始妖艶さがある、最高。
あとSouくんって英語の発音すごくいい。ネイティブ!
この曲自体の迫力とテンポがいいのもあって、いつもさらっと聴いちゃうけど
本当にSouくんのかっこよさがすべてに詰まってる。
いつも爽やかで可愛いイメージと打って変わって
そのギャップに驚く当時のコメントも多く見られた。
Souくんの歌の中でも貴重な世界観のひとつだと思う!
私自身もSouくんは何を歌っても素敵=何でも歌えることが判明した曲でもあった。
今後も彼のどんな歌才を目にする…耳にすることができるのかとても楽しみ。
ではまた。
CD音源▼
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