夫婦喧嘩番外編〜元旦那2号の話〜
私は2度授かり婚していて、1度目は婚姻し、2度目は事実婚だ。
流れを大事にして生きているので、自ずとそうなる(物は言いよう(笑))
2回とも結婚願望はなく、一人目の時、互いの家族関係もとても良かったし、健康保険とかどうなるかわからないので、一応結婚しとくか、って感じで結婚。
二人目の時は、初め付き合ってて、家広いから一緒に住むか、と準備していたら、なんかこの人じゃないと思い、でも、もう向こうのマンションも解約してたので、じゃあ、家を半分貸してあげるということでやって来た元彼と、できれば仲良くできたら、と思いたま〜に努力していたら、ついできてしまい、こんな高齢(42)でも妊娠ってするんだ〜と感心して、そのまま生んで二人で育てよう、と(流れを大事にしているので)。
でも、別に仲は良くなく、単純に子育てパートナーなので、くっつくことはなく別れることに。
一人目の旦那は、結婚中から兄妹の様に仲が良く、ゆえに別れてしまい(事情割愛)、今も仲良しなのだが、二人目のは、正直言って、性格にたくさんの問題を感じた。だから初めに別れたんだけれど、でも別に別れたからって憎く思わなければならないって法はなく、普通に人付き合いはする。
とにかく、2番目のことを私は苦手で、フランス人特有の空気読まない感、ひねくれ感満載で、あの男女平等意識の強さも嫌だったし(わたしは可愛い可愛いされたい)、色んな意味で、自分の神経が撹乱させられてしまうのであった。
しかし、彼自身も私にいろいろ傷つけられたのであろう、人のことばかり言えない。よく考えると、いろいろあった。
で、流れから別れて暮らすことになったが、子育ては一緒にするので、関わらなければならない。てか、一人では無理。
ということで、彼との本当の意味での付き合いは、別れてから始まった。
彼を批判したい気持ち、彼に押し切られるのが嫌だという気持ち。そういう気持ちと自分はいっぱい対峙して、めっちゃ頑張って、自分から、相手を尊敬、尊重していって、言葉遣いもあらため、相手へのコントロールもしない様にしていたら、だんだん、関係が良くなっていったし、苦手意識がなくなって来ている。別れてもう8年くらいだが、どうにかなるもんだ。
結局、どんなに相手が変とか間違っていると思って、それがたとえ客観的に見てそうだったとしても、自分が出逢った重要人物は、すべからく、自分が解決しないといけない課題を持って来ている。
大事なのは、批判しないこと、尊重すること、相手の考えや気持ちを知ろうとすること、正直に言う時に穏やかであること。そして、それが自分を知るために起きていることだと得心すること。苦手意識は、自分が、過去に似た様な経験をしているか、相手に自分のネガティブさを投影しているか、ねばらならぬにしばられているか、だ。
それは、パートナーであれ仕事仲間であれ友達であれ例外はない。
大事なことは言いづらい。
だからこそ、自分が成長するきっかけになってくれる。
と思う。今、彼との関係、私はとても楽である(まだ完全ではないが)。
マリ真理学本編には、そういうことが満載。
一個でも読んでみてくれたら嬉しいです!
(写真は「星の王子さま」🇫🇷ですし、星の王子さまは実は夫婦のすれ違いのお話なので全く関係ないわけでもありません)