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托鉢は貧乏な家から回りなさい

出せば入ってくる

という宇宙の法則を分かりやすく教えてくれるお釈迦様のエピソードがある。


ある日、お釈迦様は托鉢に向かう弟子たちにこう言った。


「お金持ちの家ではなく、貧しい人たちの家を回って、托鉢をしてきなさい」

と。


お釈迦様は驚く弟子たちにこう続けた。


「貧しい人たちというのは、自分が貧しいと思って、他人に対して施しをしてこなかった人たちである。それ故に、貧しさから抜け出すことができずにいる。私たちが布施をいただきに行くのは、このような貧しい人たちを、その貧しさから救ってあげるためなのだから、貧しい人の家を回って来なさい。」


お金がなければ、米粒1つでもいい。


その人が、それが「ある」ことに気がついた時、現実は急速に「ある」方向へと向かいだす。


お釈迦様は托鉢を通じて、人々がそれに気が付けるようにと願っていたのだろう。


もちろん、不安な時に差し出すことは容易なことではない。


それでも、

あなたが目の前の人のために優しさを差し出した時。


宇宙は必ずそれに応えてくれる。


ただし、1つ注意しないといけないことがある。


それは、

入ってくると期待して出す

のは逆効果であると言うこと。


期待はいつだって「今は足りていない」に基づいて起こる感情だ。


「今は足りてない」のエネルギーから差し出せば、「今は足りてない」が返ってくる。


不安ならば、まずはしっかりとその不安を感じること。


今の否定からポジティブなものは何も生まれない。


どんな取り組みも

まずは自分の気持ちをしっかり受け止めてあげることを

忘れないようにね。

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