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これはまるでナメクジのような…痺れと腫れの一週目 2022年2月22日〜26日①

術後22日深夜。
目が覚めて一番最初に感じたのは、顔の上になにか冷たいナメクジのようなものが乗っているというような感覚。
唇が自分のものでないように感じる。
触るとぷりっと膨れていて、感覚がない。
鼻が苦しく呼吸しずらいので、何度も看護師さんを呼んで鼻穴を吸引してもらった。唾が飲み込みにくく、苦しい。いままで通りに飲み込めなくてびっくり!

顔にフェイスバンド。酸素マスク。鼻から管。口からドレーン。尿道に管。さらにモニタにも繋がれた術後のMAX状態。

部長先生に聞くと、顎を切ってずらしたので喉の奥の口腔も変わったからとのこと。実際に切られてみると、確かに鼻から下の喉までの位置が変わっている。こんなところに影響が出るとは!(人体の神秘)

口からドレイン、鼻から喉経由で胃に管、膀胱にも管、そして点滴。
集中治療室では、呼吸器や機器、管&管&管に繋がれていた。
口の中にはマウスピースが装着されているよう。
口の内部も腫れているので感覚がないので気が付かなかった。

その後個室に移動するにあたり、膀胱の管が抜かれました。
医療用の管、以前入院したときより断然進化してて
やわらかく、細くなっている感じがした。

午前中に個室に戻る。
トイレに行ったりできるのだが、ドレーン、鼻から管、痛み止め点滴といろんなものを持ち歩きながらの移動。
こんなことにも看護師さんが付き合ってくれる。
入院すると看護師さんの優しさに感銘を受けます。

「別な県で、同じような手術で、亡くなった方がいらっしゃる。QOLを上げるための手術だから、死はけしてあってはならないことなので、気をひきしめてケアにあたってます」
部長先生からどっきり報告。ネットニュースで調べたら術後のケアで問題があり亡くなったらしい。

無事手術が終わり、顔がパンパンに腫れて、鼻の下が痺れている。
なのに、骨の痛みは全然感じないのに驚く。

痛み止めの点滴!



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