和音のお話し
今日はとあるカフェにて、コロナのせいで出来なかった春の発表会の代わりにミニコンサートをしました。
生徒さんの演奏の後に、伝えたかった和音のお話しを少し。3つ重なった和音の真ん中が半音下がる事によって、明るかった響きが一転して悲しい響きになります。
たった一つの音が変わるだけで、真逆のサウンドになるなんて、なんか不思議。でも、色んな響きがあって、音楽の彩りが豊かになり、人の心を動かす。同じ響きの音だけでは、感動のないただの音で、音楽にはならない。
きっと人生にも同じ事が言えるのでしょう。苦しい時もあるからこそ、喜びが倍増する。谷があるから山の高さがより高くかんじられる。振り返ってみれば、ドラマのある人生。
そう考えると、厳しい事を言う人も、その人のお陰で自分の足らなさがわかる大切な教師だと思えてきます。辛い経験も、貴重な学びとして捉えられれば、全て良い方向に向かう。
たかが和音ですが、深〜い発見がありました〜💓