読書日記*女の性(さが)葛藤と解放
女性が書いた生々しい女性の生態を、以前は嫌いでしかたなかった。それは自己否定するように、どう感じるかということを『女 おんな』という枠に当てはめて、じぶんが拒否をしていたからでしかない。
ここにきてアレルギーだった女性の生態、性を書いた本を読んだ。ひりひりする感覚のまま、読後の感想を書いてみる。
『あのこは貴族』山内マリコ東京生まれのお嬢様と地方から上京して東京に浸る女、アラサー2人がひとりの男性を挟んで、じぶんの生き方を見つめる。
この本は……とくに箱入り娘の華子が婚活