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メモ 重度訪問介護

今日の船後さん木村さん呼びかけの院内集会で以下話しました

全国「精神病」者集団改め精神障害者権利主張センター絆の山本眞理です。

日本の重度訪問介護は国際的に類のない、世界に誇るべき制度です。
介助制度は自立支援法に始まり障害者総合支援として精神障害者をも対象として整備されつつありますが、一方で、この掛け替えのない重度訪問介護こそ介助制度の基本へという私どもの期待は裏切られ、ここは移動、ここは家事、ここは身体と細切れの体制が作られ、他のものと平等な地域での暮らしは困難となってきています

今改めて介助の基本は重度訪問介護、すべての障害者の地域生活確立、そして社会参加に向け拡大をと訴えていきたいと考えます。
施設解体に向け、そして精神病院解体に向けこれこそ最も重要な制度整備の一つです
1700人以上を半世紀にもわたり、精神病院に隔離収容している日本社会
まさに現代的日本型アウシュビッツの上に今日本の市民社会は築かれています。
この解決のためにも重度訪問介護のさらなる拡大が必須です
必要なのは地域精神医療でもグループホームでもありません。それらは新たな隔離収容への道です

ひたすら隔離収容へのベクトルを強める政府の姿勢を今こそ変えなければなりません
木村さん、舩後さんともに闘いましょう、よろしくお願いいたします。

精神障害者権利主張センター・絆 会員 世界精神医療ユーザーサバイバーネットワーク理事