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そしてブライダルウォーキング
前回、ブライダルウォーキングで一番大事なことを書かせていただきました。これができてから新郎新婦様の装いのレッスンとなります。
新郎様の歩き
新郎様にはじめにお伝えをするのは、多くの新婦様は慣れないドレスとハイヒールで歩くことになるので、新郎様は新婦様に合わせて歩くことがと大切ということ。これは最重要です。
歩き始めをどちらの足から始めるかをあらかじめお二人で決めておくと合わせやすいです。
男性の白いグローブを持った左腕に、女性が右手をかけます。つまり男性の左腕は支えの要になるので、左肘はしっかり張っておきます。しかし力み過ぎてしまうと、左手の握り拳がやけに力強くなってしまいますので要注意(笑)。左手の手首を軽くキュッと返しておくと、力まなくても左腕の安定感が高まります。
新婦様の歩き
ウェディングドレスは女性の憧れ。純白のドレスに身を包むと幸せな空気に包まれますね。その幸せな気分の中で歩く際はポイントを押さえてエレガントに振る舞いましょう。
「ドレスは蹴って歩く」と言われていますが、これはドレスの形によって、裾を膨らませるためにつけたパニエを踏まないようにするための歩き方になります。あまり勢いよく蹴りすぎるとその雰囲気がお姿に響きますので、どのくらいで歩くと良いかは事前にリハーサルをしておくことをお勧めします。
または足をすり足で歩くというのもアリです。
パニエをつけないマーメイドタイプのような身体の動きがわかるドレスではくれぐれも蹴らないように。
マーメイドタイプは女性の曲線を美しく見せてくれるドレスですから、しなやかな足さばきができると良いですね。
少し足をクロスして歩くようにすると、腰が柔らかく動き、マーメイドの裾も美しく揺れます。
そして、どのタイプのドレスでも絶対にやってはいけないのが「後ろに下がること」です。ヒールでドレスの裾を踏んでしまう可能性が高いからです。
後ろ歩きは「後戻り」という意味合いもあるので、挙式では後ろに下がるのはNGです。
そして新郎様にかけた腕は、軽やかに添えるくらいに致しましょう。足元がやや不安定かもしれませんが、がっちり掴んでしまうと、しがみついているように見えてしまいます。
ぜひヒールを履いて練習してみてください。お二人の身長差によって腕のかけ方も変わってくるからです。
お二人の歩き
お二人でゆっくりとお進みください。参列者の皆様にお二人のお幸せな姿をたっぷりと味わっていただきましょう。
気をつけていただきたいのは歩く方向を変える時です。
まっすぐ前に向かって歩く場合はこれまで通り、お二人の歩調と歩幅を合わせていただければ良いですが、方向を変えるタイミングにお二人のお人柄が現れてくるのです。
左回りの時は、新郎様が歩幅を大きくして大回りをして方向を変えます。
右回りの時は、新婦様の歩きに無理がないように、新郎様がご自分の歩幅をグッと小さくして方向を変えます。
お式の時は多くの参列者にご挨拶されながらお二人で歩みを進めることになりますが、新郎様は常に新婦様に気を配ってお進みください。そのお姿はとても微笑ましく映ります。
挙式を控えたお二人には、当日着るドレスやヒールなどで練習をしていただきたいですが、それが難しい場合は腕を組んで歩く練習だけでもなさってください。
動画で記録を残す時代です。
お二人の様々なシーンが色々な角度から見られ、撮られることになるでしょう。ぜひ、美しいお二人をご披露ください。
ともに人生を歩むお二人にたくさんの幸せが降り注ぎますように。
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