認識と現実

先日、車でホームセンターから国道に出るときに右から来た車にぶつかりそうになった。右から来た車は、ブレーキを踏んでかつ右にハンドルを切ったので衝突は避けられた。手を振って、お詫びのしるしとして、その場を去りました。

言い訳になりますが、国道に出るときに、右も左もちゃんと見たんです。右から来る車は全く認識していませんでした。右側を見た時の映像は今も記憶にあります。少し植栽がありましたが、車が隠れるほどではなかった。多分、歳のせい?か、何か他の理由で、現実認識が間違っていたのです。

単に誤認しただけなのですが、改めて、「認識の世界は現実ではない」と悟りました。加齢が原因の脳機能の低下、嫌ですね。

事故を起こしそうになったことの言い訳をしたいのではなく、「認識は単に認識で、脳の中の何らかの事情で、現実と一致しないかもしれない」という、改めて言う事もない確認です。

言い換えると、認識は脳内の、或いは脳と心の作品であり、基本的には絵空事で、夢と大した違いは無いのでしょう。しかし、そう思うと怖くて運転できませんね。そして、心は難物ですよね。

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