<悪魔城ドラキュラ語り>悪魔城ドラキュラの人名の由来その1。
悪魔城ドラキュラに登場するキャラクターの名前の由来を考察してみました。今回の登場人物はレオンとソニアです。
(なお、本当はドラキュラシリーズの登場人物の名前に深い意味は無いんだろうな~という事は理解しております(笑))
レオン(Leon)
ゲルマン語で「雷」、ギリシア語・ラテン語で「 ライオン」を意味する言葉。
雷はギリシア神話の全能の父ゼウスの象徴、そして百獣の王ライオンを現わす名前。一族をあげて未来永劫吸血鬼を狩ってやる宣言をするなどと言うまさに雷のような激しい気性を持ち(笑)、ヴァンパイアハンター・ベルモンド一族の開祖でもある彼……レオン・ベルモンドに相応しい、威厳に満ちた名前ですよね。
ただ、動物のライオンがヨーロッパに知られ始めたのは14世紀ごろだそうなので、レオンの名前は古代の教皇(ローマ教皇レオ一世)にちなんでつけられたのかなあ。
レオンの育ての親はマティアスですが、彼にレオンと言う名前を付けたのはマティアスだったのか、あるいは「レオン」と言う名前は孤児だった彼が唯一持っていたものだったのか……。
どちらにせよ、この子の歩む道が誇り高く堂々たるものに、天からの輝き溢れるものになるようにと言う願いが込められた名前なのではないかな、と思いました。
「名は体を表す」とも言いますか、彼の獅子のたてがみのようなヘアスタイルも『レオン』と言う名にぴったりですよね。(^^)
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