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ケニアのファクトリー

ケニアにおける
『ファクトリー』って
なんのことでしょう
何故、◯◯農園ではないのでしょう

世界最高峰
『パナマ エスメラルダ農園』
って言われたら
「最高級!」
「ブランド品」
「最高に美味しい」
もう、カッコよくて憧れてしまう  

やっぱり
◯◯農園ってうたったほうが信用がある気がしてしまう
ケニアはパナマ同等に旨いのに
どちらかと言うとパナマより先んじて
スペシャリティコーヒー界を引っ張っていたのに
ファクトリーって

同じように
めちゃくちゃ旨いのに
◯◯農園をうたっていない国がある
エチオピアだ

エチオピアは
ステーションと言う

ファクトリー??
ステーション??

これが珈琲がよく分からない原因でもある

簡単に理解するなら
『農協の中のグループ』
と理解するとわかりやすかな

【生産者組合の組織】

  • Farmer’s Co-operative Society(生産者組合)

    • Factory(水洗設備)

      • Farmer(農家)

エリアのコミュニティーのコーヒーを生産処理する
ファクトリー名
コーヒーのロットが流通している

私も農業の仕組みはよく分かっていない部分が多いし、細かな部分ではかなり違うのかもしれないけど

じゃあなぜ
ブランド力がある
◯◯農園ではなくて
◯◯ファクトリーなのか
答えは簡単
農園と言えない程の小農家による農業体制を
敷いられているから
日本でもJAに持ち込むでしょ
農家さん、野菜を
同じです
珈琲は多くの国で大農園による栽培が目立ち、輸出出来ているが、国よっては農家さん単位で輸出するのは難しいので自然にそうなったのでしょう
ファクトリーでしっかり管理され
そこで品種や等級分けされ
素晴らしい珈琲が生まれます
その多くが
私が大好きなこだわりのウォッシュトです


アフリカ大陸で2番目に高いとされるケニア山
赤道が貫くことにより
この辺りは2回雨季がある
コーヒーは2回花を咲かせ
2回実を結ぶ
メインクロップ、サブクロップとされていたが
美味しさは今やさほど差がない

ケニアの産地の多くが
このケニア山の南に位置している

もっとも有名で有能な産地は

ニエリかな

総組合数20組合以上
その中にいくつかのファクトリーが存在しています
いくつか抜粋します

・アグチ生産者組合(FCS)
  ガグモファクトリー
  ギヅチファクトリー
・バリチュ生産者組合(FCS)
  カラティナファクトリー 
  カリンドゥンドゥファクトリー
  ガトンボヤファクトリー  
・ギカンダ生産者組合(FCS)
    ギチャタイニファクトリー
 ンダロイニファクトリー
 カンゴチョファクトリー
・ムガガ生産者組合(FCS)
 ガグモイニファクトリー
 キエニファクトリー
・ムテカ生産者組合(FCS)
 チョロンギファクトリー
 キアンドゥファクトリー
 キフヨファクトリー
・オタヤ生産者組合(FCS)
 ガチュアイニファクトリー
・ルムキア生産者組合(FCS)
 カグンユファクトリー
 マガンジョファクトリー
 キワムルルファクトリー
 タンパヤファクトリー
・テカング生産者組合(FCS)
 テグファクトリー
 カロゴトファクトリー
 ングングルファクトリー
等など
一部抜粋にて

キリニャガ

全部で16組合ある
・パラグウィ生産者組合(FCS)
 ガチャミファクトリー
 カリルファクトリー
・イノイ生産者組合(FCS)
 キアンディリファクトリー
 タイタファクトリー
・カバレ生産者組合(FCS)
 カリンがファクトリー
 キアンゴンベファクトリー
・カリタシ生産者組合(FCS)
 キウニュウファクトリー
 カビンガラファクトリー
・キビリグイ生産者組合(FCS)
 ンググイニファクトリー
 キアンガイファクトリー
・ムティラ生産者組合(FCS)
 カグモファクトリー
 カリイファクトリー
・ムウィルア生産者組合(FCS)
 カリアイニファクトリー

一部抜粋

エンブ
全部で24組合あるそう

・ガクンドゥ生産者組合(FCS)
 ガクンドゥファクトリー
 カンビウファクトリー
・キグブ生産者組合(FCS)
 キギリマファクトリー
・キルルムウェ生産者組合(FCS)
 キアンジュキファクトリー

キアンブ

情報が少ないです
・ギトゥエ生産者組合(FCS)
 カラトゥファクトリー
 カリンガファクトリー
・テトゥ生産者組合(FCS)
 キアンドゥファクトリー
・ギティトゥ生産者組合(FCS)
 キアリアファクトリー

ファクトリーでは
果肉除去、水洗処理、乾燥が施されます
乾燥を終えると、ドライミルで脱殻と選別を経た後「マーケティングエージェント」に販売が委託されます

『マーケティングエージェント』
ケニアでは主に2つの流通経路があります。
1つめはオークション経由の流通です。
ケニアでは毎週NCE(Nairobi Coffee Exchange)という取引所にてオークションが開催され、そこにコーヒーの販売を農協などから委託された マーケティングエージェントが出品し、有資格の輸出業者のみが参加し落札することができます。
もう1つは直接取引による流通です。
マーケティングエージェントはオークションを通さずに輸出業者へ直接販売することもできます。

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