75本目 シアトリズムファイナルファンタジーカーテンコール
既に2023/3の時点でDLCは買えなくなってるのでバニラで遊ぶしかないんですが、十分なボリュームですね。中古で値段も安かったので購入……してプレイをはじめたのが3月初旬。しかし、なんかボタン操作に反応しないしおかしいな……。3日ほど違和感を抱えてプレイしたものの、ちゃんとタイトルは『シアトリズムファイナルファンタジー』で合ってるし……うん?
カーテンコールじゃない(無印)じゃんか。
パッケージと中身が間違ってたんですね。以前はGジェネレーションワールドとGジェネレーションオーバーワールドが間違えて送られてきたこともあったので、通販で中古ゲームを買うときは中身チェックを忘れちゃいけませんねというお話。
さて、FFシリーズは1~6とXしか知らないので220を超える収録曲に対して知ってる(はず)なのは70曲ちょいですかね。実際のところXの曲はほぼ忘れてて2は実際にプレイしたわけじゃないからもっと少ないんですが、好きな3と5の曲は押さえるところ押さえてくれてるんでありがたい。
ただVの「バトル2(ボス戦)」「暁の戦士(第2世界でガラフが単身エクスデス城に乗り込むシーン他)」、6の「ロックのテーマ(最初のシミュレーションバトル他)」がDLCでプレイできないのは残念。ただこれは仕方ないかな。1曲150円だったそうだから3曲で450円。当然ロマサガの曲も欲しくなっちゃうだろうし諦めが肝心ですね。
実はシアトリズムをプレイするのは初めてじゃありません。シアトリズムドラゴンクエストをプレイ済み。ただ向こうは、単純に曲数が少ないのに同じ曲をFC版とそれ以外で水増ししてたり、すぎやま先生の曲がオーケストラサウンドからの引き算で作られてる分リズムゲームとして遊ぶと面白みを感じづらかったり、ドラクエなのに横からノーツが流れてくる画面構成に納得できなかったりで早々に投げたんですよね。
一方でさすがは本家、1作品あたり10曲前後で被りなし、ノーツの向きも(FFの戦闘はサイドビューなので)違和感がなく、初期の植松曲はいかにもゲーム音楽という感じで叩いていて気持ちいい。PS時代以降はアンビエント・ミュージックに舵を切ったのかパンチの効いたメロディアスな曲は少なくなるんですが、全体としてはFFの方がリズムゲーム向きなのは間違いなさそう。
1曲プレイするごとに「リズポ」と呼ばれるポイントが入って、一定の値に達するたびプレイモードが徐々に開放されたり仲間が増えたり。特に序盤はどんどん仲間が増えて楽しいんですが、10,000ポイントあたりでピタッと仲間が増えなくなる。それ以上に仲間を増やそうと思ったら10曲以上も連続でプレーする『クエストメドレー』ってモードに籠もらなきゃいけなくて、デイリー課題曲を5曲くらいプレイして今日はおしまいってスタイルだとこれがなかなか厳しい。
グラフィックはオリジナルでも天野絵でもなく、敵も味方もゆるキャラっぽいというかキモカワを狙ったようなグラフィックで、キャラを獲得するモチベーションに繋がりづらいのも……FF8のラグナのことずっと女性キャラだと思ってたり、思い入れのあるキャラクターも見た目がうーん……だからイマイチ乗りきれなかったり。
判定も割と謎で、特にスライドは上下左右に加え斜め入力も求められるのに判定がシビアで、大きく動かすとミスになる印象。スマホのリズムゲーに倣って指でタッチ操作を試みたものの押しっぱなし判定が途中で途切れたりスライド操作が判定されなかったり、慣れるまでフルコンは厳しい。ただ概ね1ミス程度でクリアはできるから回復を頼りにするようなシーンはありませんでしたね。
で、2週間ほどプレイしてリズポが20,000に達したら唐突に追加プレイが発生して、それをクリアしたらED。総時間は8時間ちょっとで、仲間も全然揃ってないし曲も未プレイが多いからまだまだ遊べそうですが、上述の通り仲間を増やそう!ってモチベーションが上がりづらいのがネックですね。
ただ「悠久の風」をプレイするのは楽しいんだよな……あと世間の評価ほど好きな曲ではないけれど遊んでて盛り上がるのは「妖星乱舞」。4分以上で他の曲の倍もある長い曲だけどそれを感じさせない。デイリーミッションがあったり毎日プレイすると獲得リズポに若干のボーナスが入るのもついつい続けちゃう要因ですね。ある日突然やーめた、になりそうだけれど、もう少しだけ続けます。
……とここまで書いたのが2024/4/20。翌日にサグレス
をダウンロードしたらこっちに全力投球してしまうことに。リズムゲームはある時ふとやりたくなるタイプのジャンルなのでこのくらいの距離感がちょうどいいかもしれない。10年近く経った今でもたまに初代スクフェスでシャンシャンしたくなりますからね。